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2037-12-01

未整理

このブログ内のあるきかた

stair-room.jpg NHNDoorCloser2.jpg このページの右側にある 「カテゴリー」 のなかから選択するのがおすすめです. 興味のあるカテゴリーをいくつか,ためしてください. 各カテゴリーの先頭には説明やナビゲーション情報をつけてあります. もし全体をみたいときは,「カテゴリー」 の下にある 「アーカイブ」 や,その下にある月ごとのページをクリックしてみてください.

KA-1b.jpg なお,このページはページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 2037-12-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2007-11-04 12:05 です).

おもくなるのをさけるため,個別ページをつくる際にはアーカイブ・ページに写真がはいらないようにしていますが,いくつかの個別ページにある写真をここに引用しておきます.

2037-01-01

Web とインターネット, Web 検索とその応用, Wikipedia (ウィキペディア), インタフェース,アメニティとデザイン, コンピュータ館, プログラミングとコンパイラ, メディア・アート・イベント・エンターテイメント, 情報学・計算・プログラミング, 情報通信博物館, 未整理, 検索・抽出・組織化, 産業・ビジネス, 知的生産とリテラシー, 研究法から生き方まで, 私の Web サイト, 科学・技術・自然, 視覚化・図解, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

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WASSad.jpg
WASS (Wikipedia Axis-Specified Search) (Wikipedia の検索エンジン)

2011-03-20

住宅・設備

電力逼迫で LED 電球がもとめられるようになった

なぜ LED 電球にそんなにさわぐのか?」 という項目で,未完成の LED 電球をつかうより完成の域に達した電球型蛍光管をつかうほうがよいと書いた. しかし,それから 1 年くらいのうちに,状況はすっかりかわってしまった. 光の色や指向性に問題があるとしても,停電するよりは LED 電球で照明したほうがよい.

つづく…

災害・地震

マスコミもふくめてデマに注意が必要!

チェーンメールに関する注意はいろいろなところに書かれていますが,それ以外にもデマもしくはそれにちかい情報がでまわっていて,注意が必要なようです.

つづく…

災害・地震

震災被災者支援のためのサイトを開設

このブログにも東日本大震災のことを何回か書いてきましたが,ここに書くのは個人的な情報が中心です. 被災者やボランティアにやくだつ情報をあつめたサイトをつくろうとかんがえて,東日本大震災支援情報ブログ をつくりました. まだひととおりの情報がそろっていないのでアナウンスしていませんが,まずはここに書いておくことにします.

2011-03-17

産業・ビジネス, 社会・経済

この本を読んで,頭をやわらかくしよう ― ジェイソン・フリード, デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン著 , 「小さなチーム、大きな仕事 ― 37 シグナルズ成功の法則」

この本には,仕事を成功させるためのいろいろなちょっとしたアイデアや,かたい頭をほぐしてくれるようなことが書いてある. それがそのまま読者にやくだつことはむしろすくないだろうが,この本を読んで頭をやわらかくすれば,もっとうまくいくようになるのかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 小さなチーム、大きな仕事@ [bk1]小さなチーム、大きな仕事@Amazon.co.jp

つづく…

書評, 科学・技術・自然

理科系人と “一般人” とのギャップに気づかせてくれる ― 岸田 一隆 著, 「科学コミュニケーション ― 理科の<考え方>をひらく」

科学者と一般人とのコミュニケーションについての本だが,理科系の自分にとってはかんがえてもいなかった部分がある. こどもに科学がきらわれていることは感じていた. しかし,この本ではとくに物理がきらわれているが,その理由がそれがむずかしいことにあって,著者の分析によれば物理が論理的であり抽象数学的で知覚との対応がつかないことだという. たしかに相対性理論や量子力学を知覚するのは困難だが,高校までの物理は論理というより直感的なものだとかんがえてきたので,私の理解とは正反対だ. このギャップをどうやってうめればよいかはわからないが,うめるべきギャップに気づかせてくれた.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 科学コミュニケーション@ [bk1]科学コミュニケーション@Amazon.co.jp

つづく…

2011-03-14

災害・地震, 産業・ビジネス

福島原発についての無責任な産經新聞の社説

3 月 13 日の産經新聞の社説では,今回の巨大地震がもとになって発生した福島の原発爆発事故がとりあげられている. タイトルは 「安全軽視が招く重大事態」 となっている. 内容を読んで唖然とした. とても,まともな新聞が書く社説だとはおもえない.

つづく…

災害・地震

あまりに災害にヤワな日本の社会

「東日本大震災」 で東京近郊は直接はそれほどの被害をうけていないにもかかわらず,14 日にはほとんどマヒ状態におちいっている. こんなヤワなことでは被災地の復興もおぼつかないし,日本じたいも沈没してしまうだろう. もっと,たくましくなる必要があるだろう.

つづく…

災害・地震

この震災が 「東日本大震災」 とよばれる理由がわかってきた

今回の大地震にはいろいろななまえがつけられ,まだ一般的なよび名が確定していない. しかし,そのなかに 「東日本大震災」 とか 「東北関東大震災」 ということばがある. 当初,これはあまりにおおげさななまえだとおもわれた. しかし,しだいにそのなまえにふさわしいものだということがわかってきた.

つづく…

2011-03-13

住宅・設備, 災害・地震

地震でおもったより落下がすくなかった本棚

3 月 11 日の大地震で東京の震度は 5 だった. 家のなかの状態をきくまではもっと棚からものがおちていることを想像していたが,本棚が 50 段以上あるなかで,本がほとんどおちたのは 1 段だけ,ほかに数段からそれぞれ 10 冊程度の本がおちただけですんだ. 被害がすくなかったなかで,ほとんどおちた棚には問題があったにちがいない.

つづく…

2011-03-12

生活, 食品と嗜好

中国に行って,たべたくなる ― 南條 竹則 著, 「中華美味紀行」

著者が中国各地でたべたおいしいものについて書いている. そのなかには高価なものもあるが,まちなかで売っている庶民的なたべものもある. やすいたべもののなかにも,おいしいものがある. 著者はそういうものをたくさん紹介している. 私も中国のあっちこっちに行って,たべたい!

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 中華美味紀行@ [bk1]中華美味紀行@Amazon.co.jp

つづく…

Web とインターネット, 電子図書館・電子書籍

読者は日本語の本がつくりたいのでは? ― 境 祐司 著, 「電子書籍の作り方」

電子書籍のレイアウトやフォーマットを解説し,EPUB 形式にしぼって,InDesign, Dreamweaver, Sigil というツールを順につかうつくりかたを解説している. 「作り方」 をこれだけ詳細に書いた本はほかにないのではないか.

しかし,いまのところ EPUB は日本語に対応していない. この本で例題としてとりあげているのも英文の本だ. この本を読んで英文の本をつくろうというひとはほとんどいないだろうから,この点はおおきな弱点だ. EPUB が日本語に対応したらこの手順でつくれるだろうが,もしかしたら,そのころには適切なツールもいまとはちがっているかもしれない.

もうひとつ書いておきたいのは,この本におけるスタイルシートのつかいかたには疑問があるということだ. かんたんにするためにひとつのスタイルシートをあちこちでつかうのはわかるが,タイトルのスタイルとして bookcover をつかうのがよいとはおもえない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 電子書籍の作り方@ [bk1]電子書籍の作り方@Amazon.co.jp

つづく…

災害・地震, 生活, 社会・経済

大地震の日,戸塚から東京への徒歩での帰宅

3 月 11 日午後に発生した大地震のとき,戸塚にいた. 仕事はストップしたが,帰路についたのは午後 6 時まえだ. 結局,戸塚から西馬込まであるくことになった. 西馬込で地下鉄にのって最寄の中野新橋駅までくることができた. 家についたのは 12 日 2:00 ごろだった.

つづく…

2011-03-08

インタフェース,アメニティとデザイン, 知的生産とリテラシー, 知的生産とリテラシー

KJ 法やアブダクションをつかう 「デザイン思考」 法 (?) ― 棚橋 弘季 著, 「デザイン思考の仕事術 ― ひらめきを計画的に生み出す」

「デザイン思考」 ではデザインということばをひろくとらえる. 著者の仕事は商品や Web の企画やデザインだというから,「デザイン思考」 の中核的な部分をあつかっているといえるだろうが,この本では野外科学やパースの哲学の話まで登場する. 野外科学が登場するのは KJ 法という発想法との関係だし,パースが登場するのはアブダクションという推論の方法が企画発想にやくだつからにほかならない. これらと 「デザイン思考」 との関係は,いまいちすっきりしないが,「デザイン思考」 のためにはそのときどきで目的にあった方法を選択するのがよいということなのだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: デザイン思考の仕事術@ [bk1]デザイン思考の仕事術@Amazon.co.jp

つづく…

グローバル化, 産業・ビジネス, 農林水産業

TPP をあたまごなしに否定してはいない ― 廣宮 孝信 著, 「TPP が日本を壊す」

TPP が日本の農業をダメにし,デフレをもたらして国民に深刻な影響をあたえると主張している. しかし,TPP をあたまごなしに否定しているわけではなくて,TPP は劇薬だともいっている. つまり,うまくつかえば成功する可能性もあることを示唆している. それでも否定しているのは,菅内閣をはじめ現在の政治状況では成功のみこみがないときめつけているからだ. その政治状況がくつがえらないかぎり,TPP をとろうと,すてようと,日本は壊れるのではないだろうか.

評価: ★★★★☆

関連リンク: TPP が日本を壊す@ [bk1]TPP が日本を壊す@Amazon.co.jp

つづく…

健康・医療, 生活

根拠が書いてないから,どうするべきかわからない ― 真野 俊樹 監修, 「男 40 代からの 「疲れない体」 のつくり方」

「疲れない体」 をつくるには,なにを食べ,なにをすればよいか,などが書いてある. もちろん,いろいろな専門家の意見をまとめて書いたのだろうが,なぜ食べるとよいのか,なぜするとよいのか,その根拠がほとんど書いてない. また,それをいったのが誰なのかもまったく書いてない. 矛盾する話も書いてある.

結局はなにを食べ,なにをするかは読者しだいなのはたしかだが,そうはいっても,もうすこし根拠を書くべきだろう. これでは,どうしたらよいのか,わからない.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: 男40代からの「疲れない体」のつくり方@ [bk1]男40代からの「疲れない体」のつくり方@Amazon.co.jp

つづく…

2011-03-07

社会・経済, 科学・技術・自然

解決への道はとおい ― 林 幸秀 著, 「理科系冷遇社会 ― 沈没する日本の科学技術」

理科系人材をとりまくさまざまな悪条件をあきらかにしている. バブル期前後までは世界をリードしていた日本の科学技術が,「理科系冷遇」 によって危機に瀕しているという.

だが,著者も気がついているように,それは現在の日本がかかえる問題のなかのほんの一部だ. これがすべてなら,いくらでも手があるだろうが,予算がかぎられたなかでどうすればよいのか? 著者があたえているひとつの解決策は,アジア各国が連帯して欧米に対抗することだ. しかし,それで解決される問題はかぎられている. もうすこしつっこんだ議論をしないと,解決にはつながらないだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 理科系冷遇社会@ [bk1]理科系冷遇社会@Amazon.co.jp

つづく…

健康・医療, 生活, 食品と嗜好

常識的な内容 ?! ― 井上 健二 著, 「健康常識にダマされるな! ― 誰も教えてくれなかった 「通説」 のウソ・ホント」

目からウロコ! というほど,おどろきの内容ではない. 健康に関心のあるひとなら知っていることがおおいだろう. しかし,知らないこともあるだろうから、復習のような意味で読んでみる価値はあるだろう.

評価: ★★★☆☆

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つづく…

コンピュータ館, 知的生産とリテラシー

だんだん印刷が不便になる (?!) Adobe Reader

Adobe Reader は版をかさねるにつれて,印刷につかうのがむずかしくなっていくようにおもえる. プリンタ・ドライバとの関係でもあるのだが,ver. 7 まではてもとのプリンタ (Brother HL-5070DL) でかなり自由にサイズをかえて印刷することができた. ところが,ver. 8 からはサイズをかえるのが困難になった. そして,ver. 9 まではプレビューで各ページがうまく印刷できるかどうかをたしかめることができた. ところが,ver. X ではプレビューで最初のページしかみることができなくなったようだ. この先,ますます不便になっていくのだろうか?

つづく…

2011-03-06

産業・ビジネス, 社会・経済, 農林水産業

TPP に関しては反対の本ばかり…

最近,TPP (Trans-Pacific Partnership) に関する本が続々と出版されつつある. 菅政権によって急にもちだされた TPP 問題だが,賛成するにせよ反対するにせよ,急いで対処しなければならないわけだから,当然のことだろう. ところが,すでに出版されたり,ちかく出版されようとしている本はほとんど反対派のものだ. 賛成派はどこにいったのだろう?

つづく…

社会・経済

正編より最近の話題だが,もういい ?! ― 須藤 みか 著, 「続 上海発! 中国的驚愕流儀」

正編にも上海の日本人にページがさかれていたが,この続編ではさらに日本人のビジネスやシモネタにページをさいている. また,時代を反映して 「タオバオ」 など,中国のネット・ビジネスについても書いている. 正編に書いてないあたらしい話題がとりあげられているのはもちろんだが,それでも,だんだん飽きてきた.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 続 上海発! 中国的驚愕流儀@ [bk1]続 上海発! 中国的驚愕流儀70@Amazon.co.jp

つづく…

社会・経済

中国人がやっていることもあやしければ,著者が書いていることもあやしい ?! ― 須藤 みか 著, 「上海発! 新・中国的流儀 70」

中国では日本ではかんがえられないようなことがいろいろおこっている. この本には中国でくらす著者が経験したことやききこんだ話が書いてある. 写真もところどころにあって,話の真実味を増している.

しかし,マスコミもあまり信用できない国だし,うわさ話にいたっては眉にツバをつけて読むしかない. 著者が積極的にウソを書いているようなことはもちろんないとおもうが,中国人がやっていることもあやしければ,著者が書いていることもあやしいというわけだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 上海発! 新・中国的流儀 70@ [bk1]上海発! 新・中国的流儀 70@Amazon.co.jp

つづく…

ビデオ・映画・テレビ, 視覚化・図解

ふたたび OpenShot の使用感…

昨年,「研究紹介ビデオの制作」 という項目に OpenShot という動画編集ソフトの使用感を書いた. また研究紹介の季節がめぐってきて,OpenShot をふたたびつかったので,使用感をふたたび書くことにする.

つづく…

ビデオ・映画・テレビ, 視覚化・図解

つまらないものを買ってしまった! ― 動画編集ツール PowerDirector 6

研究紹介ビデオの制作」 という項目に書いたように,研究紹介のビデオをつくるのに PowerDirector がよいと書かれた本があった. なので,昨年,その時点で手にはいる PowerDirector ver. 6 というソフトを買ってあった. いま,それをつかってみようとしたのだが,結局,つかえないようだった.

つづく…

2011-03-05

ビデオ・映画・テレビ, 視覚化・図解

つかえない動画変換ソフトたち

今年も研究成果発表の季節がやってきた. Ubuntu 上でデモ・プログラムを動作させて,その様子を動画としてキャプチャする. えられた動画は ogv という形式だが,このままでは編集プログラムにかからないので MPEG4 に変換する. ところが,いろいろなツールをためしても,なかなかうまく MPEG への変換ができない. もとのファイルがおかしいのかもしれないが,変換できるプログラムもあるのだ. もっとうまくやってほしい.

つづく…

2011-02-27

音楽評

協和的かつ色彩的なひびき ― ジェニファー・ヒグドン 作曲 Rapid Fire

このアルバムにはジェニファー・ヒグドン (Jennifer Higdon) の室内曲がおさめられている. ヒグドンという現代作曲家は現在アメリカでもっともよく演奏されるが,もともとフルート奏者として出発したということだ. このアルバムではフルート独奏や合奏の曲を自作自演している. この CD はだいぶまえに買ったものであり,いまは入手困難なようだ.

タイトルになっている最初の曲 Rapid Fire は独奏曲だが,息づかいも荒く,ちょっと余裕のない演奏だ. 名手に演奏させれば,もっとこの曲のよさがでるだろう.

全般に,現代曲のなかでは協和的なひびきだが,そのなかに打楽器などがとけこんで,色彩をそえている.

CD: Virtuosi IVR 501

評価: ★★★☆☆

つづく…

歴史

過去 100 年が現在の上海から見通せるか? ― 榎本 泰子 著, 「上海 ― 多国籍都市の百年」

上海租界にはイギリス人,アメリカ人,ロシア人,ユダヤ人,日本人,そして中国人がいた. おもに,自由な雰囲気があった 1930 年代までの上海について,それぞれに 1 章ずつあたえて書いている. 内容はそれぞれの国民というよりは,彼らがもたらした文化に重点がある. 日本人についても,山田妙子というダンサーや,朝比奈隆,服部良一という音楽家,山口淑子という女優などがとりあげられているが,「文化建設という点においては欧米に遠く及ばない」 と認識されていたという.

現在の上海を観光してこういう時代にふれるのはむずかしいだろうが,この本を参考にして,ぜひ,こころみてみたいとおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 上海@ [bk1]上海@Amazon.co.jp

つづく…

Web とインターネット, 電子図書館・電子書籍

日本の 「常識」 にとらわれない,電子出版へのひとつの見方 ― 立入 勝義 著, 「電子出版の未来図」

電子出版,電子書籍をめぐる雑然とした状況と著者のかんがえを記述している.

著者は電子書籍のフォーマットはあまり重要でないといい,標準フォーマットである EPUB を利用するのが賢いというラディカルなかんがえを書いている. EPUB には日本語固有の縦書きやルビの機能がないが,(日本の文化を無視して) 「この際,日本語も全部横書きでいい」 というような乱暴なことまでいう. また,「既存の紙出版の概念をいったんチャラにしなければならない」 とも書いている.

一方で,これまで本の販売にかかわってきた書店だけでなく出版社までが生き残れない 「中抜き」 の問題をあつかっているが,「やはり出版社の役割は大きい」と結論づけている.

この本じたいも雑然としているし著者のかんがえにあまり賛同はできないが,日本の 「常識」 にはとらわれていないといえるだろう. 通読することでみえてくるものもあるようだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 電子出版の未来図@ [bk1]電子出版の未来図@Amazon.co.jp

つづく…

2011-02-21

Web とインターネット, ソーシャル・ウェブとネットでのコラボレーション

もうすこし幅をひろげて書いたほうがよい ― 根岸 智幸 著, 「facebook 使いこなし術 ― パワーユーザーが明かす 「楽しむ秘訣」」

謝辞によるとフェイスブックの日本語公式ガイドに 「あったことのない人は友達リストから消そう」 と書いてあるということだが,著者は会ったことがないひとともどんどん友達になることをすすめている. メイリングリストでもそうだが,会ったこともないひとをリストにいれて,そのうち気がむいたらオフ会をやればいいのだろう.

この本にはモノクロだが画面コピーが多数のせられていて,イメージがつかみやすくなっている. ただ,私にはさほど興味がないゲームの画面が何 10 枚もならべられているのには,どうかとおもった. 新書だから,どっちみちすべては書けないが,もうすこし幅をひろげて書いたほうがよいようにおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: facebook使いこなし術@ [bk1]facebook使いこなし術@Amazon.co.jp

つづく…

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