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セキュリティ・安全と秘密・プライバシー保護 アーカイブ

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OsaifuKeitai.jpg このカテゴリーには秘密・プライバシー保護とセキュリティなどに関する話題をあつめています. 上位のカテゴリーはカナダからのブログです.

このページには書評もふくまれていますが,秘密・プライバシー保護とセキュリティに関する書評のページにはそれらの書評だけをあつめています.

なお,このページは Web とインターネット アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2008-01-06 15:08:13 です).

おもくなるのをさけるためにアーカイブのページには写真がはいらないようにしていますが,個別ページにある写真をここに引用しておきます.

2007-04-18

会社で予算がつかない研究を (すくなくとも私の会社では) under-the-table でやるのがよいとかんがえられてきました. しかし,いまやそういう時代ではなくなった,open-air のほうがよいのではないかという主張です.

つづく…

2007-05-12

憲法改正というとすぐに第 9 条の話題になります. 日本の将来をきめるうえで第 9 条をどうするかがおおきな問題であることはまちがいありません. しかし,第 9 条にとどまらず,国民が主体的に憲法をえらびとって自分のものにすることが重要だとおもいます. そこで,ここでは憲法における情報・通信の保護と情報通信技術 (ICT) との関係についてかんかえてみたいとおもいます.

つづく…

2007-05-19

私は 10 年以上まえから Web におおくの個人的な情報をのせていますし,最近は自分の旅行などについてもブログに書いています. Web に個人情報をのせることはリスクがともなうということはいうまでもありません. ここでは個人情報をのせたことから生じた過去の経験や現在のリスク・マネジメントの方針などについて書いてみたいとおもいます.

つづく…

2007-09-07

“プレゼンス” におけるデジタルとアナログ」 では,インスタント・メッセージング (IM) などにおける “プレゼンス” とはちがって,本来のプレゼンスはアナログ情報だと書きました. プレゼンスということばにはいろいろな意味があって,IM の “プレゼンス” もそのうちのひとつだということができますが,東工大の比嘉研でつかわれていた e-office というシステムには,IM の “プレゼンス” にちかいが記号化されていないアナログ情報がつかわれている例をみることができます.

つづく…

2007-11-29

東京工科大学の 星 徹 先生の話をきく機会がありました. いろいろな話をききましたが,そのなかに,スイカ (Suica) などにはいっている FeliCa (フェリカ) をつかった行先表示システムがありました. 部屋にはいるとき,でるときにスイカなどをつかってチェックイン,チェックアウトすれば,どの部屋にいるかがみんなにわかるというシステムです. ひとにしらせたくないときはチェックインしなければよいので,プライバシーがまもれるわけです. 携帯電話の GPS などをつかった行先 (あるいは通過場所) 検出システムにおいては自動的に場所を検出するのでプライバシーをまもるのが困難です. ひとにしらせてよいときでもチェックアウトをわすれたりしてシステムを混乱させることがあるのが欠点ですが,こういうプライバシーに配慮した方法が普及するとよいとおもいます.

つづく…

2008-01-06

最近,日本では,とくに私の会社では情報漏洩防止やセキュリティ管理のために過敏になりすぎていると感じます. 情報をメールなどでおくったり,会社からもちだすことに関して,きびしい網がかぶせられています. 情報漏洩対策やセキュリティ管理のために膨大なコストがかけられています. そのなかには,たしかに必要なものもあるとおもうのですが,無駄なことにコストをかけているとおもわれることも多々あります.

つづく…

2007-12-31

東 浩紀 は 大澤 眞幸 との共著 「自由を考える」 (NHK 出版, 2003 年) のなかで 「規律訓練型権力」 と 「環境管理型権力」 について論じています. 「規律訓練型権力」 はもともとミシェル・フーコーが 「監獄の誕生」 (新潮社, 原著 1975 年) において論じているということですが,私自身はこの本を呼んではいません. 東の論旨は 「ポストモダン化」 によって 「規律訓練型権力」 によっては秩序を維持することができなくなり,「環境管理型権力」 がそれにかわって登場してきたが,そこにはいろいろ警戒すべき点があるということです. 「環境管理型権力」 は情報技術とくにセキュリティに関する技術を背景として登場してきているということなのですが,したがって,セキュリティ技術との関係を吟味する必要があります. このブログはこのような考察に適当な場所ではないとおもわれたので,「環境管理型アーキテクチャとセキュリティ管理」 において,環境管理とセキュリティ管理の技術との関係を論じています.

つづく…

2008-01-07

「問題作」 を読んだときには,すぐにみずから書評を書いて Amazon.co.jp と BK1 とに投稿している私だが,この本に関してはそうたやすく書評を書けなかった. ここには,Amazon.co.jp から,よく内容を要約している モチヅキ (名古屋市) の書評を引用しておきたい.

つづく…

2008-02-16

Windows Vista をつかいはじめて半年強がすぎました. 最初はいろいろとつかいにくかったのですが,だいぶ,(つかい〈なれた〉のではなくて) つかいならしました. それでもまだ,いくつか不都合がのこっています. それらの,改善された点,のこされた不都合について,書いてみます.

つづく…

2008-05-05

自宅に 2 台のコードレス電話をいれたことは 「非常時連絡 (ナースコール) 用電話機」 と 「はじめて買ったコードレス電話機 Sharp JD-V3CL」 という項目に書きました. 親子間の通信は前者がデジタル方式,後者がアナログ方式をつかっています. どうやら,前者は盗聴される危険はないが,後者はその危険があるということのようです.

つづく…

2008-05-31

240 ページしかないので,すべての疑問点にこたえてくれるとはいえないが,PukiWiki をつかいはじめるとき一読するにはよい本だとおもう. しかし,セキュリティに関する記述はほとんどない.イントラネットでつかうならこれでもよいかもしれない. だが,「まとめサイトをつくろう!」 という副題からするとインターネット上での使用を想定しているのだろうから,最低限のことは書くべきだろう. PukiWiki じたい,digest 認証に対応していないなどセキュリティ上の弱点があるが,それならなおさら注意が必要だろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: PukiWiki入門@ [bk1]PukiWiki入門@Amazon.co.jp

つづく…

2008-10-05

現代においては,コミュニケーション,決済・金融をはじめ,おおくの社会システムがコンピュータなしにはなりたたなくなっている. そして,コンピュータがつかわれるゆえに,そのセキュリティ上の弱点をつく犯罪行為が頻繁におこなわれる. したがって,そうしたシステムにはセキュリティをまもるためのしかけが必須になっている.

つづく…

2009-04-16

ニューヨークより日本全体のほうが殺人事件はすくない. また 1980 年代にくらべると殺害されるこどもの数も半分以下にへっている. それにもかかわらず,ひとびとの安全への不安はかきたてられている. 少年犯罪への刑罰は強化され,精神障害者にも刑罰を課すようになり,「被害者」 によって特定された 「痴漢」 がほとんど証拠もなしに有罪になっている. そこには,社会の関心が犯罪者から被害者にうつったことも反映されているという. 殺人事件においては被害者遺族のために加害者を死刑にするべきだという論理が台頭しているという.

国民の意志が権力を暴力にむかわせているという点においては,日中戦争から太平洋戦争にむかった歴史をおもいおこさせる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 暴走するセキュリティ@ [bk1]暴走するセキュリティ@Amazon.co.jp

つづく…

2010-04-14

タイトルには 「安心」 という字がふくまれているが,「安全」 に関する本である. 航空会社をはじめとして工業製品をつかいつつ顧客や従業員の安全をまもる立場にあるひとが,どうやって安全を確保するべきなのかを,できるだけ漏らさず書こうとしているようだ. 企業などの安全管理にたずさわるひとにとってはきっと得るところがある本だろうとおもう.

しかし,安全にはうるさい企業につとめている身であっても,とくに安全管理に責任のある立場にはない私にとっては,この本はむしろ退屈だった. その理由をかんがえてみると,第 1 は具体例がほとんどなくて抽象的な記述に終始していることだとおもえる. 私がつとめている会社でも安全教育はできるだけ具体例をつかうようにしているが,それには理由があるのだろう. 理由の第 2 は,この本の趣旨が工業製品の使い手による安全確保であり,著者は ANA の関連会社のひとであるから,航空機製造会社と運航会社との協力関係についての記述を期待するのだが,それがほとんどないことだ. そのためにがっかりした.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: TEAM で安心を育てる@ [bk1] TEAM で安心を育てる@Amazon.co.jp

つづく…

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