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PowerPoint アーカイブ

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このカテゴリーには PowerPoint のつかいかたに関するる話題をあつめています. 上位のカテゴリーは知的生産とリテラシーです.

なお,このページは PowerPoint アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2008-09-10 23:14:55 です).

2008-02-09

会社で PowerPoint の資料作成を依頼されました. どういう資料をつくればよいのかよくわからないまま,いつもの要領でつくってわたしたところ,すっかりかきかえられてしまいました. それをみて唖然としました. ほとんどすべて私の常識をひっくりかえすものになっていたからです.

つづく…

2008-02-23

“Bible” シリーズとともに有名な “For Dummies” シリーズとはちがって,1 冊で “まにあう” ように書かれている. この本は PowerPoint の機能をざっとみるところからはじめているが,第 2 章はプレゼンテーションの基礎の解説にあてられている. PowerPoint を前提とするのでなく,これからおこなおうとしているプレゼンテーションにどういう手段が適切なのかというところから検討するように書かれている. プレゼンテーションのための部屋のかたちや聴衆・テーブルの配置の代案まで検討されている.

PowerPoint の機能やそのつかいかたの説明も Microsoft Press の「ひと目でわかる Microsoft Office PowerPoint 2003」 などよりはるかにくわしいのだが,やはり私の目からみるとプレゼンテーションの基礎から書いてあるところがよいとおもう. ただし,(まだ内容をよく読んでいないので,からなずしもよくわからないが) いったん機能の説明にはいってしまうと,プレゼンテーションの基本との関係が希薄になっているようにおもえる. つねにそこにたちもどりながら説明することがのぞましいとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: PowerPoint 2007 Bible@Amazon.co.jp

つづく…

この本のタイトルからは PowerPoint による図解のひろい応用をめざしているようにみえる. しかし,なかをみると実はこの本は 「企画プレゼン 図解の極意」 の続編であることがわかる. この本のほうがあたらしくて図解のパターンなどに関してはゆたかになっているが,導入はほとんどない. タイトルから 「企画」 がぬけているためにダマされてこの本だけを最初に買ってしまったひとがもしいるとすれば,不幸だといわざるをえない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 攻めるプレゼン 図解の極意@ [bk1]攻めるプレゼン 図解の極意@Amazon.co.jp

つづく…

この本はいきなり図解の話からはじまる. プレゼンテーションにおいて図解は重要なものだといえるだろうが,そういう導入的な話はいっさい書いてない. この本で解説されている図解がプレゼンテーションのなかでどのように位置づけられ,どういかされるべきなのかは,この本からはわからない.

評価: ★★★★☆

関連リンク: PowerPoint の図解が 3 分間で書ける本@ [bk1]PowerPoint の図解が 3 分間で書ける本@Amazon.co.jp

つづく…

この本は企画書における図解のかきかたに関する本であり,他の種類のプレゼンテーションは対象になっていない. したがって,PowerPoint の機能に関するひととおりの説明のあと,「「よい企画書」 とは?」 というところから話がはじまっている. 目的をしぼった本の導入として,これは適切だといえるだろう. しかし,書きたいのが企画書だとしても,図解だけがわかれば書けるわけではないので,これだけで十分というわけではない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 企画・プレゼン図解の極意@ [bk1]企画・プレゼン図解の極意@Amazon.co.jp

つづく…

この本にはマニュアルや上記の本などではめだたない,あるいは書かれていない “高級なわざ” が中心に書かれている. PowerPoint の機能や使用法をひととおりマスターしたひとが,短時間でもう 1 歩ふみだすにはよいだろう. PowrPoint がプレゼンテーション用のソフトである以上,PowerPoint の本にはそれをどうつかえばプレゼンテーションが効果的にできるかを書くべきだとおもう. しかし,ここではプレゼンテーションの基本ははっきり書かれてはいない. もっとも,つかわれている例はプレゼンテーションの基本にそったものだということはできるが…

評価: ★★★☆☆

関連リンク: PowerPoint 実践技 & 上級技大全@ [bk1]PowerPoint 実践技 & 上級技大全@Amazon.co.jp

つづく…

この本は基本的には PowerPoint を買ってもついてこないマニュアルがほしいひとが買うものだろう. PowerPoint がなんのためのソフトウェアなのか知らないひとがこの本をみても,さっぱりわからないだろう. マニュアルであればそれはかまわない. しかし,この本のようにただソフトウェアの機能とそのつかいかただけを淡々と説明されたのでは,自分がやりたいことのためにどの機能をつかったらよいかもわからない.

PowerPoint は汎用性のたかいプログラムだから,まずつかうべき機能がどれなのかを説明する必要があるだろう. この本ではいろいろな目的をもったひとみんなにつかいかたを説明しようとしているが,それでは自分がつかいたい機能がどれなのかはわからない. 私の会社でも PowerPoint のどの機能をつかえばよいのかがわかっていないひとがおおい. それは,こういう情報 (本) がはびこっているからなのではないだろうか.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: ひと目でわかる Microsoft Office PowerPoint 2003@ [bk1]ひと目でわかる Microsoft Office PowerPoint 2007@ [bk1]ひと目でわかるMicrosoft Office PowerPoint 2003@Amazon.co.jp

つづく…

私の常識に反する会社での PowerPoint プレゼン資料づくり」 には,会社で私がつくった PowerPoint ドキュメントが予想しない方向に改訂されて唖然としたことを書きました. それ以来,おおくの日本人が PowerPoint によるドキュメントやプレゼンテーションについてどうかんがえているのかを知るために,それらに関する本をすこし,しらべてきました. その結果,日本にはプレゼンテーションのノウハウと PowerPoint のつかいかたの両方をバランスよく書いた本がみあたらないこと,アメリカにはそういう本があるけれどもかなりぶあついことなどがわかりました.

つづく…

2009-06-20

Microsoft PowerPoint は私が知っているかぎりでは 1995 年,1997 年,2003 年, 2007 年に主要な改訂版が販売されている. 1997 年版から 2003 年版まではほぼ互換である. 2007 年版もうまくつかえばそれ以前の版とのあいだで,ある程度の互換性を確保することができる. しかし,当然のことながら機能はどんどん追加されてきているので,あたらしい機能をつかったファイルはふるい版ではうまくあつかえない. 通常,ふるい版で編集することは可能だが,そのときは論理構造またはプレゼンテーションのうちのどちらかを犠牲にせざるをえない. 通常は論理構造が犠牲にされてしまうので,非常にこまったことがおこる.

つづく…

2009-10-15

Microsoft のソフトウェアのなかでも PowerPoint と Word はまえから相性がわるかった. PowerPoint で図をつくって Word にはりこんでも,なかなかおもうようにいかない. Office 2007 でも,あいかわらず,なやみはつきない.

つづく…

2010-12-04

情報処理学会の論文誌に最終原稿を投稿するとき,文章は Microsoft Word でもよいが,図は EPS (Encapsulated PostScript) 形式で提出することがもとめられる. ながらく情報処理論文誌には投稿したことがなかったので,EPS 形式といわれて,とまどってしまった. Windows 7 のうえで,どうやって PowerPoint の図を EPS 形式に変換したか,書いてみることにする.

つづく…

2011-01-26

カリブ海のちいさな島 St. Maarten (セント・マーティン,シント・マーテン) での学会では,PowerPoint がおもうようにつかえなくて,時間をとられているひとがおおかった. そのおもな理由はふたつある. 第 1 はどの会場でもつかわれていたプロジェクタだ. 第 2 は Microsoft (マイクロソフト) の OS とアプリケーションだ.

つづく…

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