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動画サイトとビデオ・ストリーミング アーカイブ

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nikoniko.jpg このカテゴリーには YouTube, ニコニコ動画などの動画サイトに関する話題をあつめています. 上位のカテゴリーは Web とインターネット です.

なお,このページは動画サイトアーカイブのページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2007-11-03 16:58 です).

2007-09-19

濱野 智史 は 「情報環境研究ノート」 というブログのなかでニコニコ動画を 「疑似同期型メディア」 とよんでいます. 通常 「同期型メディア」 とよばれているメディア (濱野は 「真性同期型メディア」 とよんでいます) はリアルタイムであり共体験性 (臨場感・一体感 (?)) がありますが,ニコニコ動画にはライブ感やリアルタイム感があり,時刻がずれていても体験を共有することができるというのです (第 3 回 「Twitter」 と 「ニコニコ動画」 の共通点 (2)).

つづく…

本や雑誌記事はリファレンスとしてあつかうことができます. つまり,(理想化されてはいますが) タイトルや出版社,発行年月などを指定して参考文献として引用しておけば,いつでももとの本や記事にアクセスすることができます. これに対して,それらと同様に重要なメディアであるにもかかわらず,テレビ番組はリファレンスとしてあつかうことができません. ここに放送がかかえる致命的な問題があるようにおもわれます.

つづく…

2007-09-29

本書は YouTube がうまれたいきさつや背景について語っている. 240 ぺージほどの本のなかで YouTube そのものについて書いているのは 40 ページくらいでしかないが,なぜ 「燃える 3 人組」 が成功したかがえがかれている. そして,その背景にある 「ビデオ・ハイク (俳句)」 やテレビとの関係,著作権問題,そして果ては中国,BRICs,日本の将来まで,はばひろい話題がとりあげられている. でも,YouTube の話はそれだけですか?

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: YouTube はなぜ成功したのか@ [bk1]YouTube はなぜ成功したのか@Amazon.co.jp

つづく…

最近はテレビ番組をハードディスクなどに録画してみるひとがおおくなっています. そうなると CM はスキップされることがおおくなります. そして,これがテレビに危機をもたらしているといわれます. たしかに,CM のおおくはただただ商品名をすりこまれるだけで視聴者にとってはおもしろくないものなのでしょう. 興味のない商品の CM なんか,ききたくないにちがいありません. しかし,CM には最近話題になっている YouTube (ユーチューブ) に似ているところがあるのではないでしょうか? そして,もしかしたら,そこに活路をみいだせるのではないでしょうか?

つづく…

2007-09-27

ニコニコ動画への登録者が 300 万人をこえ,ひとりあたりの利用時間や訪問回数は急激にふえて YouTube (ユーチューブ) をぬきさったということです. これは,しろうとがつくった動画はそのままではおもしろくないが,コメントをつけることでおもしろくなるということだとおもいます. ニコニコ動画にかかわった ひろゆき のねらいもそこにあったようです. ひろゆき は 「テレビ画面に対してリアルタイムに突っ込み合える環境ができれば面白い」 ともいっていますが,テレビはもともともっと洗練されているので,コメントがつけられるようにしてもニコニコ動画ほど人気がでないのではないかともおもえます.

つづく…

2007-09-24

最近,YouTube (ユーチューブ), ニコニコ動画などの “動画共有” サイトが話題になっています. これらのサイトをつかうことで,映像作品やそれに関するコメントをユーザ間で共有することができます. しかし,従来はいっしょにテレビをみながら時間を共有し会話していた家族は,テレビから “動画共有” サイトにうつることによって時間を共有する (同期的にみる) ことができなくなってしまいます.

つづく…

最近 YouTube (ユーチューブ) をみるのにすこし時間をかけてみました. おもな感想はつぎの 3 つです. 第 1 は,当然予想されることですが,YouTube はゴミだらけであり,おもしろいビデオはそんなにすぐにはみつからないということです. 第 2 は,全部みるにはかったるいビデオがおおいので,とばしながらみることになるのですが,いちいち操作するのがめんどうくさいということです. 第 3 は,ビデオをみている時間より検索している時間のほうがながくなるので時間がむだになるということです.

つづく…

2007-10-02

ニフティが 6 月ごろから 「ニフニフ動画」 というのをやっているということなので,ちょっとみてきました. これは,なまえからもわかるようにニコニコ動画をパクったものですが,それとはちがってコメントが動画の下にそれとおなじくらいのスペースをとって表示されるようになっています. これは画面をよごさないのでいいようにもおもえますが,不評なようです. 実際みてみると,どこをみたらいいのかわかりません. たぶん,視点を追跡してみると,まよっているようすがわかるのではないかとおもいます.

つづく…

2007-10-01

ニコニコ動画ではひとがつくった動画のうえにコメントをかきこむことができます. 「ニコニコ動画を見て」 では,かきこまれた文字がときには 「コメント」 というより 「コンテンツ」 になり,パロディとなったりしていると書きました. そして,コメントなのかコンテンツなのかがあいまいな例をひきました. これは,ニコニコ動画ではコメントとコンテンツのあいだに境界がないということを意味しています.

つづく…

2007-09-30

10 日以上まえにニコニコ動画に登録しましたが,ずっとアクセスできないままでした. きょう,ようやくアクセスすることができました. 感想をひとことでいうと,おもしろいものはすくない,おもしろいものはテキストの入力にてまをかけているということです.

つづく…

2007-10-06

今年前半におこった 「ビデオ・トラフィックが P2P (peer to peer, ピア・ツー・ピア) をぬいた」 という現象を,私の経験・意識とむすびつけて論じてみたいとおもいます.

つづく…

ニコニコ動画においては複数のコメントが巧妙なアルゴリズムによって表示され,それが人気のもとになっているとかんがえられます. しかし,そこにはどうも必然性が感じられず,つくりこみすぎているという印象がぬぐえません.

つづく…

2007-10-04

ニコニコ動画 関係者ブログ」 には 「昔話」 としてニコニコ動画の開発とサービス開始のいきさつが書かれています. ニコニコ動画はネットニュースやブログなどでさんざんあつかわれていますが,ほとんどは表面的にとらえるだけにとどまっていて,「昔話」 に書かれているようないきさつや背景などについてはほとんど書かれていません. これは非常に刺激的で貴重な記録だとおもいます. ニコニコ動画はやっぱりスゴイ!

つづく…

ニコニコ動画 関係者ブログ」 にはいろいろとおもしろい話が書いてありますが,そこにはニコニコ動画ニフニフ動画のようにコメントがつけられる動画サービスの起源が書かれています. それは名古屋大学の長尾研究室でつくられた synvie というサービスだそうです.

つづく…

2007-10-06

翔泳社刊 「アルファ・ブロガー」 において 山本 一郎 はブログと画像の親和性がひくいことを指摘し,ブログの今後に関して悲観的なみとおしをのべています. この本が出版された 2005 年の時点ではまだそうだったかもしれませんが,いまは事態が変化してきているのではないかとおもいます. そのことについて書いてみます.

つづく…

2007-10-17

長編映画の全編に字幕をつけるのはたいへんな作業であり,しろうとにできるものではありません. しかし,その一部や,ショートショートのようなものにすきな字幕をつけることは,趣味的にやるのに適しているのではないでしょうか? もうすでにニコニコ動画ではこれにちかいことがおこっているとはおもいますが,あらためて書いてみます.

つづく…

ニコニコ動画のような映像へのコメントづけの可能性をいろいろ,かんがえようとしています. ひとつの可能性として,映像をたのしむコツのようなものをコメントとして書くことがかんがえられるのではないかとおもいます.

つづく…

2008-02-03

ニコニコ動画のコメントについてはいろいろ書いてきましたが,それは掛け声のようなものだと,いまになって気づきました. 歌舞伎では 「掛け声」,オペラでは同様の行為が 「クラック (claque)」 とよばれています. ニコニコ動画やそれにつづくメディアがこういう伝統的な行為をどう発展させていくことになるのか,あるいはそうならないのか,興味がもてます.

つづく…

2008-05-26

「放送通信融合」 ということばがしばしばつかわれますが,このことばは放送と通信との境界がなくなることを意味しているのであって,それらのあいだの差がなくなることを意味しているわけではありません. ここではテレビと動画サイトとのネットワーク的なちがいについて書きます.

つづく…

2008-06-04

Web ブラウザは NSCA Mosaic 以来,HTTP とならんで FTP もサポートしてきました. そのため,リンクをクリックするだけでファイル転送をおこなうことができました. ストリーミングに関しても,YouTube もふくめて,クリックするだけでビデオ再生が可能になります. これらの機能の成功をかんがえれば,今後 P2P によるファイル転送やストリーミングがひろくつかわれるようになるとかんがえられるが,それらの機能も同様のやりかたでつかえるべきだとかんがえられます. 実際,すでに Opera などが BitTorrent の機能をとりこんできています.

つづく…

2008-07-03

著作権つきの動画が勝手に動画サイトに投稿されたとき,著作権者が要求すれば,動画サイトはその動画を削除せざるをえない. しかし,ニコニコ動画においては動画につけられたコメントはもとの動画の著作権者のものではない. したがって,もとの動画がけされてもコメントだけを再生することができる. コメントだけ再生しても,けっこう,おもしろいばあいがある.

つづく…

2008-09-12

ネットワーク上にさまざまな動画があふれ,IPTV もいろいろな機会にとりあげられるようになってきた. もともと映像にかかわる気がなかった私も,研究上で動画をつかう機会もでてきた. 研究上でまにあわせに著作権の帰属がはっきりしない動画をつかっていて,失敗した. 最初から著作権のことをもっとちゃんとかんがえておくべきだった.

つづく…

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