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視覚化・図解 アーカイブ

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このカテゴリーには視覚化・図解・図表などにする話題をあつめています. 上位のカテゴリーは知的生産とリテラシーです.

なお,このページは 視覚化・図解 アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2008-09-10 23:24:10 です).

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2007-05-19

報告書や口頭のプレゼンテーションのための資料・スライドでは,箇条書き,表,図式などが多用されます. プレゼンテーション資料・スライドで箇条書きがつかわれるのは万国共通なのではないかとおもわれますが, とくに日本では報告書等に図表が多用されるのが欧米にはない特徴的なことなのではないかとおもわれます.

つづく…

2008-02-23

この本のタイトルからは PowerPoint による図解のひろい応用をめざしているようにみえる. しかし,なかをみると実はこの本は 「企画プレゼン 図解の極意」 の続編であることがわかる. この本のほうがあたらしくて図解のパターンなどに関してはゆたかになっているが,導入はほとんどない. タイトルから 「企画」 がぬけているためにダマされてこの本だけを最初に買ってしまったひとがもしいるとすれば,不幸だといわざるをえない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 攻めるプレゼン 図解の極意@ [bk1]攻めるプレゼン 図解の極意@Amazon.co.jp

つづく…

この本はいきなり図解の話からはじまる. プレゼンテーションにおいて図解は重要なものだといえるだろうが,そういう導入的な話はいっさい書いてない. この本で解説されている図解がプレゼンテーションのなかでどのように位置づけられ,どういかされるべきなのかは,この本からはわからない.

評価: ★★★★☆

関連リンク: PowerPoint の図解が 3 分間で書ける本@ [bk1]PowerPoint の図解が 3 分間で書ける本@Amazon.co.jp

つづく…

この本は企画書における図解のかきかたに関する本であり,他の種類のプレゼンテーションは対象になっていない. したがって,PowerPoint の機能に関するひととおりの説明のあと,「「よい企画書」 とは?」 というところから話がはじまっている. 目的をしぼった本の導入として,これは適切だといえるだろう. しかし,書きたいのが企画書だとしても,図解だけがわかれば書けるわけではないので,これだけで十分というわけではない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 企画・プレゼン図解の極意@ [bk1]企画・プレゼン図解の極意@Amazon.co.jp

つづく…

2008-06-18

著者は,文章を読んだり書いたりするとき,文章の構造を図にかいてみればよくわかる,どう書けばよいかがわかる,ということを主張している.すくなからぬ例をつかって具体的に図のかきかたなどを説明している.

図にかくことで直観的に文章構造の概要を把握できることはたしかだろう.しかし,すくなくともこの本で説明されている文章の構造は単純であり,ほとんど箇条書きで表現できる内容である.そういう文章を読んだり書いたりするのに,とくに効率をかんがえるとき,はたして,てまをかけて図をかくのが最適な方法なのかということに疑問を感じる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 論理的に考える技術@ [bk1]論理的に考える技術@Amazon.co.jp

つづく…

2008-06-19

村山 涼一 著 「論理的に考える技術」 は論理的にかんがえるための訓練として,文章を読んだり書いたりするときにその内容を図形化 (視覚化) してみることをすすめています. 論理を重視する文章においてはこういうやりかたをとるのはもっともだとおもいます (とはいえ,私自身はかならずしも同意しません) が,この本においてはおなじやりかたを小説や童話を書くのにも適用しようとしています. これは,さすがに,ワルノリといってよいでしょう.

つづく…

文章を書いたり資料をつくったりするとき,箇条書きで書きたいのに,うまくはまらずにこまることがあります. ときどきこまっているにもかかわらず,きちんと分析したことはまだありません.

つづく…

ほんとうに,てまをかけて図をかくべきなのか ?」 という項目にすこし書きましたが,村山 涼一 の 「論理的に考える技術 ― 図形化すれば考えはこんなにまとまる」 という本では論理的にかんがえるための訓練として,文章を読んだり書いたりするときにその内容を図形化 (視覚化) してみることをすすめています. ほかにも論理を図によつて表現することをすすめる本はすくなくありません. たしかに,訓練として有用なばあいもあるでしょうが,私には,図にしなくても箇条書きにするだけでほぼ必要がみたされてしまうようにおもえます.

つづく…

2008-08-19

システマティックな情報分析法・思考法と裁判員制度」 という項目に書いたように,裁判のスキルがない裁判員にはスキルにかわる手段が必要である. その手段はわかりやすいものでなければならない. そのためには,べったりと文章によって記述されたものではなく,ダイヤグラム,表,図解といった視覚的な手段をつかうのがよいだろう. ここではまだまったく未完成のかたちながら,そういう手段の案をしめしてみたい.

つづく…

2008-08-31

裁判員のための図式化された情報分析判定法の案」 においては,判決をくだすための情報分析法が裁判員に理解しやすいように図式的にしめされるべきだとのべた. そこでは第 1 のステップが有罪か無罪かの判定だとのべたが,そのための方法はしめせなかった. ここでは刑法の理論すなわち刑法総論にもとづいてその判定法についてかんがえる.

つづく…

2008-08-28

プレゼンテーション [Nis 04] [Tak 99] や思考法 [Mur 06] でつかわれる図解のおおくは,プログラムの制御構造やデータ構造と対応していることがわかる. しかし,日本における図解の解説本ではこういう論理構造がかならずしも明確にされず,図解が論理をあらわさずに,みばえをよくするだけになってしまっているようにみえる. プログラムと対応づけることによって論理を明確化することができるだろう.

一方,図解において重要なポイントとされているがプログラムにおいては重視されていない点 (たとえば要素数を 7 くらいにおさえるべきだという点) が多々ある. これは,プログラムが読み手の立場で書かれていないことをあらわしているとかんがえられる. よみやすいプログラムを書くためには図解からまなぶべき点がいろいろあるだろう.

つづく…

2009-05-11

プレゼンテーションなどの際には文章ではわかりにくい要素や要素間の関係を図解するとわかりやすい. この本では図解の要素としてまず○△□などのかたちをとりあげ,つぎに矢印や線など,それらを関係づける方法を論じている. そのあとで論理思考を 「図解の説得力を高める」 ものとして論じている. これは順序が逆だろう. まず論理があって,それを直観的にわかりやすくするために図解があるはずだ.

この点にかぎらず,この本においては 「論理」 がよわいとおもえる. MECE を 「モレやダブリのない状態」 と説明しているのはよいが,それを論理学の用語と紹介したり,不適切な例をあげているのもそのひとつだ. ひとを説得するには論理がしっかりしていることがまず必要だろう.

図解の入門書はいろいろあるので,他の本をえらんだほうがよいだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 図解する思考法@ [bk1]図解する思考法@Amazon.co.jp

つづく…

2009-05-15

マインドマップとはなにかという問のこたえをみつけたいというのが,この本を手にとったひとつの理由である. しかし,これまでにわかっていた以上に明確なこたえはみつからなかった.

マインドマップはなににつかえるのかという問のこたえはこの本のなかにいろいろ書いてある. しかし,どれも私には説得力をもたなかった.

マインドマップは木構造 (ツリー) にみえるが,ちがうという.ちがいは明確にされていないが,マインドマップにはアート性があるのはたしかだろう. アート性があるために,マインドマップをつかえば文字だけのノートより脳に刺激をあたえることができるだろう. しかし,マインドマップはアートというよりはブラックアートだともおもえる.

マインドマップにはいろいろなことばのあいだの連想的な関係が記述される. しかし,それがどういう関係なのかはわからない. また,論理を記述することもできないだろう. この本じたいが,文章で書かれていてはいても,論理がよくわからない. マインドマップのような文章である. マインドマップばかり書いていると,そうなってしまうのではないだろうか?

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: ザ・マインドマップ@ [bk1]ザ・マインドマップ@Amazon.co.jp

つづく…

2009-06-04

著者はツリー図,ベン図,マトリクス,点グラフ,フロー図という 5 種類の図が,かんがえをまとめるのに役に立つと主張し,そのつかいかたを解説している. 130 ページくらいのうすい本としては,つかいかたをよくまとめているといえるだろう. とりあげられている例は比較的単純だが,それは単純なほうが理解しやすいからなのだろう. しかし,単純な例であれば図示しなくてもかんがえられるともいえる. また,ベン図のように,もともと 4 つ以上の集合を表現するのに適さない,つまり複雑なものがあらわせない図もある. 図をつかうことでほんとうにかんがえやすくなるのだろうか,とくに本書が対象にしている 「忙しいビジネスパーソン」 は図をかくことでかえって時間をつかってしまうようにおもえる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 自分の考えをまとめる技術@ [bk1]自分の考えをまとめる技術@Amazon.co.jp

つづく…

2009-07-25

ビジネスには図解と文章のうち,どちらが重要か? この本は図解派と文章派の 2 人が分担して執筆した本である. 結論は両方うまくくみあわせるのがよいという常識的なところにおちついているが,それぞれの主張を比較するのはおもしろい.

私自身はどちらかというと文章派であり,図解でかんがえることはほとんどない. しかし,会社では図解派のほうが圧倒的なので,妥協せざるをえない. 文章派の主張がまったくうけいれられない (文章を書いてもよまれない) 環境でくらしている身には,文章派がどういうところで勢力をのばせるのかが気にかかるが,そういう疑問には本書はこたえてくれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 図解 vs 文章@ [bk1]図解 vs 文章@Amazon.co.jp

つづく…

2009-12-31

妹尾 堅一郎 の 「「読む」 技術」 には,文章や通常の図表の読み方ももちろん論じられているが,特徴的なのは百科事典と年表の読み方が論じられていることである. 私はちょうど Wikipedia の年代軸検索のプログラムを開発したところなので,とくにここに興味をひかれた.

つづく…

2010-05-04

グラフによるさまざまな 「だまし」 の技法が紹介されている. だまされないようにするためにつかうか,だますためにつかうかは読者しだいだ. 「だますためにつかう」 というと,ひとぎきがわるい. しかし,よくいえば,効果的なプレゼンをするための技法ということでもある. この本の例をみていくと,だますプレゼンと効果的なプレゼンとの差が微妙だということがよくわかる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: グラフで9割だまされる@ [bk1] グラフで9割だまされる@Amazon.co.jp

つづく…

2010-06-12

研究成果を展示会のような場で展示するとき,あるいは学会で発表するとき,PC でビデオをつくっておくと便利だ. そこで,ビデオ編集にはじめて挑戦した. Linux PC 上のシステムの動作をキャプチャして,Linux 上のツールをつかって字幕などをいれた. その方法などについて書いてみる.

つづく…

2010-06-14

Interop Tokyo 2010 などでのネットワーク通信のデモのために,ディスプレイ画面をくふうした. 本来ははなれた場所にあるディスプレイや,本来はみえないネットワーク・ノード (スイッチ) のなかの状態をすべて 1 画面のディスプレイに表示するようにした. 端末 (PC) やノードとは ssh (セキュア・シェル) でつなぐので,多数のウィンドウをひらくことになるが,それらの関係をみせるためにディスプレイの背景を利用した.

つづく…

2010-06-12

展示会などでカンタンに動画をつかえれば便利だとおもうが,こういう目的での動画編集に関する本はすくない. これはそのなかでは貴重な本だということができる.

しかし,複数の著者がバラバラに書いた原稿をまとめただけの本という印象であり,まとまりに欠けている. 学会でのプレゼンテーションが目的なのだから,その目的のために必要な要素ごとに書いてほしいところだが,使用されている用語も動画編集ツールのマニュアルで使用されている用語をそのままつかっていて,目的にあっていないようにおもえる.

あまり売れそうもない本なのでやむをえないが,カラー図版がおおいとはいえ,111 ページで 3150 円というのはやや高価だ.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 学会発表のための動画編集マニュアル@ [bk1] 学会発表のための動画編集マニュアル@Amazon.co.jp

つづく…

2010-06-17

トニー・ブザンの本も読んだが,いろいろな体験談やいろいろなひとが書いたマインドマップがとりあげられているこの本のほうが,マインドマップとはなにかがわかる気がする. マインドマップにはいろいろな側面があるが,この本ではデザイン思考という面からみている. きれいにかくことによってポジティブな気分になる. それはけっして軽視するべきことではないだろう. とはいえ,やはりこの本を読めばマインドマップというものがよくわかるということではない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: マインドマップ@ [bk1] マインドマップ@Amazon.co.jp

つづく…

2011-03-06

昨年,「研究紹介ビデオの制作」 という項目に OpenShot という動画編集ソフトの使用感を書いた. また研究紹介の季節がめぐってきて,OpenShot をふたたびつかったので,使用感をふたたび書くことにする.

つづく…

研究紹介ビデオの制作」 という項目に書いたように,研究紹介のビデオをつくるのに PowerDirector がよいと書かれた本があった. なので,昨年,その時点で手にはいる PowerDirector ver. 6 というソフトを買ってあった. いま,それをつかってみようとしたのだが,結局,つかえないようだった.

つづく…

2011-03-05

今年も研究成果発表の季節がやってきた. Ubuntu 上でデモ・プログラムを動作させて,その様子を動画としてキャプチャする. えられた動画は ogv という形式だが,このままでは編集プログラムにかからないので MPEG4 に変換する. ところが,いろいろなツールをためしても,なかなかうまく MPEG への変換ができない. もとのファイルがおかしいのかもしれないが,変換できるプログラムもあるのだ. もっとうまくやってほしい.

つづく…

2037-01-01

WASSad.jpg
WASS (Wikipedia Axis-Specified Search) (Wikipedia の検索エンジン)

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