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高齢者対策と福祉サービス アーカイブ

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このカテゴリーには高齢者などに対する福祉サービスや高齢者対象のビジネスなどに関する話題をあつめています. 上位のカテゴリーは 社会・経済 です.

battery-minus.jpg なお,このページは福祉・高齢者サービス アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2008-05-17 10:36:33 です).

おもくなるのをさけるためにアーカイブのページには写真がはいらないようにしていますが,個別ページにある写真をここに引用しておきます.

2007-08-23

インスタント・メッセージング (IM) においては相手の “プレゼンス” を知ることができます. このばあいの “プレゼンス” とは,相手がオンラインかどうかという 1 ビットのデジタルな情報です. オンラインであればメッセージをおくって,すぐに相手のコンピュータにメッセージを表示することができます. しかし,もともとプレゼンスということばは,人間やものの存在感とか臨場感とかいうアナログな情報をあらわすものです. 仮想現実 (virtual reality) においては,もっと本来の意味にちかい意味でこのことばがつかわれています. この分野の専門雑誌として MIT Press の 「Presence」 があって,興味ぶかい論文がいろいろ掲載されています. IM における “プレゼンス” は,それらとはあまりにおおきくちがうものです.

つづく…

2007-09-10

最近,私の母がカメラやリモコンに電池をいれてもうごかないといってきたことが何回かありました. みると,一部の電池の極性が逆になっています. これは,最近の電池のプラス極とマイナス極のくべつがつきにくくなっていることに原因があるとかんがえられます.

つづく…

2007-10-22

電車から駅におりたときなど,出口につながる階段とエスカレーターとがならんでいると,階段はあいているのにエスカレーターにはながい列ができていることがしばしばです. なぜこうまでしてエスカレーターにのりたがるのでしょうか? わたしには理解できません. しかも,エスカレーターをあるくことは危険で禁止されているということなのです (2007-10-31 追記).

つづく…

2007-10-28

山一証券以来,不正をおこなった企業が政府機関の処分をうけて倒産・破産する事件がつづいています. もうだいぶまえのことりなりますが,ライブドアと村上ファンドはだれの記憶にものこっているでしょう. 最近ではコムスンや NOVA (ノヴァ,ノバ) があります. これらの企業のなかには行政処分の内容によっては事業撤退をまぬがれたケースもあるのではないでしょうか. 処分によってその企業だけでなく顧客までおおきな影響をうけていますが,顧客である国民までまきこむ,きびしすぎる処分がおこなわれているようにおもわれてなりません.

つづく…

2007-11-10

ここ数年のあいだに,生活保護をうちきられて,ついには餓死にいたるという事件がときどき発生しています. 生活保護の予算が削減されていることが背景にありますが,はたしてそれだけの問題なのでしょうか? 「福祉」 というものの本質がみうしなわれた結果なのではないでしょうか?

つづく…

2008-03-04

これからは,としをとってもパソコンをつかうことが必要になるでしょう. 足腰がよわくなれば,ひとにあいにいくのはおっくうになります. そういうとき,メイリングリストなどによるやりとりがそれにかわっていくとおもえます. したがって,これからは高齢者でもつかいやすいパソコンを開発することが重要になるはずです. ここではマウスを中心にかんがえてみます. ただし,かならずしもマウスやその操作を改良することが目的なのではなくて,マウスというものじたい,あるいはデスクトップ・メタファーというものをみなおしたほうがよいかもしれません.

つづく…

2008-04-13

短距離の電車には確実にすわる方法がありません. そのために歳をとったひとのなかには電車にのりたくないというひとがでてきます. だからといって,かわりにタクシーにのれば料金はたかいし,CO2 をよけいにだします. これからの時代,短距離の電車にも “グリーン車” のようなものがあれば,こういう問題を解決することができるのではないでしょうか?

つづく…

2008-05-04

この連休に 2 泊 3 日で,家族 4 人でいわき近辺を旅行してきました. 「1960 年代にオンリーワンをめざした常磐ハワイアンセンター」 という項目に書いたように,宿はスパリゾート・ハワイアンズのそばの 「とらや」 という旅館で,おもな目的はスパリゾート・ハワイアンズのプールと温泉でしたが,初日は小名浜海岸にいって,「アクアマリンふくしま」 という水族館に時間をついやしました. 母もつれていったのですが,小名浜もスパリゾート・ハワイアンズも,高齢者向きの場所ではなかったようです.

つづく…

2008-05-03

私の母はいまは元気ですが,非常のばあいにベッドから連絡できるように電話を設置しました. 単純なナースコールとはちがって,どういう機能が必要になるかはかならずしもよくわからないのですが,受話器をはずさずに 3 カ所 (正確には 1 カ所 + 2 人) のうちのいずれかに連絡がとれるように,三洋の TEL-DH5 という電話機をえらびました. 選択の基準はワンタッチ・ボタンが比較的おおきくて,他のボタンがじゃまにならないというところにおきました.

つづく…

2008-05-02

税金のたかいガソリンを大量消費しても,なぜ高速ドライブはやすいのか!?」 という項目でスパリゾート・ハワイアンズへの旅行について書きました. それにしたがってくるまでスパリゾート・ハワイアンズにいってきました. ここには 「フラ・ミュージアム」 があり,スパリゾート・ハワイアンズの歴史もつづられています. それによるとスパリゾート・ハワイアンズのもとのなまえである 「常磐ハワイアン・センター」 がつくられたのは 1966 年であり,他ではみることのできないショーをみせる,つまりオンリーワン (only one) をめざしたということです. 最近ではオンリーワンでなければダメだということはよくいわれますが,1960 年代にそれをめざしたというのは画期的なことであり,それが,おおくのリゾート施設が倒産するなかでもスパリゾート・ハワイアンズがいきのびてくることができた理由なのではないかとおもいました.

つづく…

2008-05-13

もともと日本の福祉はヨーロッパを規範としていました. しかし,1990 年代の不況から脱却するため,小泉政権下でいわばやむなく,よりアメリカにちかい政策がとられてきました. その甲斐あって景気はほぼ回復したわけですが,いまその 「大手術」 の後遺症になやまされているわけです. これから本格的な制度改革をめざさなければならないわけですが,そこでアメリカ型をめざすのか,ヨーロッパ型をめざすのかが問題だといわれてきました. しかし,最近の状況をみると,めざすべきはヨーロッパ型に独自のいろづけをした政策だということはあきらかなようにおもわれます.

つづく…

2008-05-16

私がこどものころは,ちかくの商店街にある店に電話して,商品をとどけてもらうことがよくありました. 米屋,酒屋などは商品がおもいので,そうしていました. しかし,最近はおもいものは生協など,もっととおくの店からの宅配を利用することがおおくなっています. そうなったひとつの理由は商店のうりあげがおちて配達のための店員をやとえなくなったことにあるとかんがえられます. 店ごとに配達のシステムがつくれないなら商店街全体で受注と配送のシステムをつくるなど,くふうの余地はあるのではないかとおもえます.

つづく…

ヨーロッパ型にちかづけるべき日本の福祉政策」 という項目では,生活保護の予算が削減されるとともに自立可能なひとには自立をうながすという方針がたてられたことが原因で問題がおこっていることについて書きました. 生活保護をうけるひとはいわば競争社会の敗者ですが,公正な社会の実現のためには,すくなくとも敗者やその家族がいつまでも敗者の立場にあまんじなければならないことを避けなければなりません. そのためには 「機会の平等」 を確保する必要があります. ところが,現在,現場でおこっていることは 「機会の平等」 が確保されるまえに無理に自立をうながしているために,機会が不平等なまま,いつまでも底辺からぬけだせないでいるひとがおおいということだとおもえます.

つづく…

介護保険制度をまもるために,介護サービスのコストがおさえられ,採算をとるのがさらにむずかしくなっています. 介護サービスだけで採算をとるのでなく,ほかのサービスとくみあわせることで,収益を改善することはできないのでしょうか?

つづく…

2008-05-28

毎日新聞によると,携帯電話をつかって点字で 「会話」 する方法を盲学校元教員と筑波技術大の佐々木信之教授らの研究チームらが開発したということです (おなじニュースを WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) でもやっていて,私はこちらでみました). この方法では携帯電話のテンキーのうちの 6 個を点字にみたてて使用するということですが,通常の点字とちがって 6 個を並列に入力することができないため,通信速度がひくいところに課題があるとおもいます. 複数のキーを一度におせるようにすれば,ずっと高速にコミュニケーションできるようになるはずです.

つづく…

2008-09-27

この本でもとりあげられている話題だが,「生活保護がうけられずに餓死した」 というような話が断片的に報道されると,餓死に追いこんだ自治体や担当者はひどいという反応をひきおこす. しかし,生活保護を悪用するひともおおく,判断がむずかしいようだ. ほかにもさまざまな問題がある. この本を読めば,生活保護という制度がかかえる問題の全体を把握することができる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 生活保護が危ない@ [bk1]生活保護が危ない@Amazon.co.jp

つづく…

2008-12-01

日本の政策は高齢者や団塊世代に有利であり高齢者対策は手厚かったが,若者対策は貧弱だった. この本はこうした世代間の配分の不公平をするどく指摘している. 「世代間戦争」 がはじまっていると著者はいう. 若者批判の本がおおいなかで,こういう視点から書かれた本は貴重だといえるだろう.

しかし,こういう現実を打破するためのさまざまな政策のアイデアがしめされているが,その実現性や効果は疑問である. また,若者問題以外の問題はとるにたらないという書きぶりだ (「平和か戦争か,右か左か,靖国参拝か謝罪かといった問題は,合理的に検討を加えれば容易に方向が定まる問題なのだ」 と書いている). このように視野狭窄していては,若者問題の解決の方向もみいだせないだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 若者を喰い物にし続ける社会@ [bk1]若者を喰い物にし続ける社会@Amazon.co.jp

つづく…

2008-12-18

小泉首相の時代には非正規労働者を増加させるような政策がとられた. それは,グローバリゼーションのなかで日本企業が活路をみいだせるようにし,日本経済を復活させるために必要だったといえるだろう. しかし,そのとき,非正規労働者に対応できないセーフティネットはそのまま放置されていた. その結果,いま,急速な景気悪化とともに,非正規労働者にとってあまりに過酷な状態が発生している. 非正規雇用の増大とあわせて,セーテフィネットが非正規労働者にあわせて改革されていれば,これほどひどいことにはならなかっただろう.

つづく…

2009-04-05

親をつれて旅行するときの参考にできないかとおもって読んだが,うらぎられた. シニア向けを意図しているようだが,内容のほとんどは一般的な海外旅行に関する注意点である. おおめの予算をもっているひとであれば,年配者にかぎらず,おなじようなこころえが必要だろう. シニアに特有のニーズに関しては,バリアフリー旅行に関する情報のインデクス (Web のアドレスなど) くらいだろう. しかし,旅なれないひとにはやくだつだろう情報がつまっている.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: シニアに優しい旅のコツ@ [bk1]シニアに優しい旅のコツ@Amazon.co.jp

つづく…

2009-05-02

足がよわってきた私の母から中学生になったばかりのこどもまで,自分もいれてあわせて 4 人が満足できる旅行をめざしている. さらには妻の父母までいれて 6 人でできることはないかとかんがえているが,きょうは 4 人での旅行の話である.

私自身はなるべくあるきたいという希望をもっているが,そういう希望があるのは私ひとりである. 母までつれていくときは,なるべくあるかなくてもすむように配慮せざるをえない. とくに,階段が不可避なところはなるべくさけたい. しかも,予算にはきびしい制約がある. すべての条件を満足させるのは非常に困難だ.

つづく…

2009-08-24

後期高齢者医療制度は小泉政権下でつくられたはずなのに,いまになっておおさわぎしている. どうしてそういうことになったのか,本書はそのいきさつをあきらかにしている. 重大な制度改革なのだからちゃんと国民的な議論をするべきなのに,しなかった. そのツケをいま自民党ははらわなければならないということなのだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 後期高齢者医療制度@ [bk1]後期高齢者医療制度@Amazon.co.jp

つづく…

2010-07-24

母をつれての旅行を何回かこころみているが,あまりうまくいっていない. Web で情報をあつめようとしてもあまりうまくいかない. うまく検索できないひとつの理由は 「シニア」 ということばにあるのではないかと,おもいいたった.

つづく…

2010-07-23

家族全員を満足させられる旅行はむずかしい」 という話題はすでに書いたし,「十分な事前調査なしの旅行のむずかしさ」 についても書いたが,最近の三浦半島での経験もいれて,もう一度,書いてみる. 残念ながらこれは失敗談だ.

つづく…

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