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語彙・訳語 アーカイブ

0001-01-01

このカテゴリーには専門用語・流行語などの語彙や訳語を中心とする話題をあつめています. 上位のカテゴリーは言語・コミュニケーションとネットワーキングです.

なお,このページは 語彙・訳語 アーカイブ のページの先頭に表示されるように,意図的に投稿日時を 0001-01-01 00:00:00 としてあります (実際の投稿日時は 2008-09-06 17:07:06 です).

2007-09-14

イベント・プロデューサーである 平野 暁臣 は 「コトづくりの眼」 (日本実務出版, 2005) という本のなかで MR (Mixed Reality) とイベントとをくらべています. そこには,同時性,双方向性,一回性,ライブ性,参加性,空間性,体感性などという,私にはつよくひびくことばたちがならんでいます. また,私がこれまであまり共感してはこなかった,しかし最近いろいろな本などでぶつかる 「空気」 ということばもつかわれています.

つづく…

2007-10-01

1980 年代には 「ネクラ」,「ネアカ」 ということばが頻繁につかわれました. 私はどちらもきらいなことばでした. しかし,いま気がつくと,これらのことばはみごとに死語となっています.

つづく…

2007-11-26

IPv6 (インターネット・プロトコル・バージョン 6) に関係したプロトコルとして “Neighbor Discovery Protocol (NDP)” というのがあります. これを日本語に訳すとき 「近隣探索プロトコル」 と訳しているひとがおおい (WIDE IPv6 WG の訳語としてもこれがつかわれている (2007-12-9 追記)) のですが,“neighbor” を 「近隣」 と訳すのも,“discovery” を 「探索」 と訳すのも,へんだとおもいます. 「近隣者発見プロトコル」 と訳したほうがよいのではないでしょうか? 私は 「近隣者発見プロトコル (Neighbor Discovery Protocol)」 において,そのように訳しました.

つづく…

2007-12-17

「標準化団体」 とか 「業界団体」 とかいう訳語がよくつかわれている. これらの用語における 「団体」 は organization の訳であるが,これを 「団体」 と訳すのはただしいのだろうか? すくなくとも私は 「組織」 と翻訳したい.

つづく…

2008-02-08

文字列によるコマンドによってコンピュータに指示をあたえるユーザ・インタフェースを英語では CLI (Command Line Interface) といいます. ところが,日本ではおなじ意味で CUI (Character(-based) User Interface) という和製英語がひろくつかわれているようです. 海外ではつうじない,このような和製英語をつかうべきでしょうか?

つづく…

2008-02-02

通信路上でパケットをぬすみみてコピーし,それを送信することによって送信者になりすますことを replay attack といいます. このことばの訳語は安定していなくて,リプレイ攻撃,再送攻撃,再生攻撃などのことばがつかわれています. どれをつかうべきなのでしょうか?

つづく…

2008-08-13

あいさつのはがきや封書をだすことはほとんどなくなったが,テレビなどではときどき話題にされる. そういうとき,8 月になったら 「暑中お見舞い申し上げます」 ではなくて 「残暑お見舞い申し上げます」 と書くのだと,こだわるひとがいる. しかし,最近まで梅雨がつづいていて,最近やっともっとも暑い季節になったのだから,「暑中」 と書くのが当然だろうと私はおもう.

つづく…

2009-11-21

日本の近現代の地名のなかで,区別しにくい地名,まぜこぜの地名,まぼろしの地名など,さまざまな珍地名に横綱から前頭までの番付をつけて紹介している. まぎらわしい地名のなかにも (著者はそういう視点ではみていないが) 人間にはくべつしにくいがコンピュータにはくべつしやすいものや,その逆のものなどあって,コンピュータ・プログラムを書くものにとってはとくに後者に興味がわく. もちろん,それ以外の点にも興味はつきない.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 日本の珍地名@ [bk1]日本の珍地名@Amazon.co.jp

つづく…

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