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語彙・訳語

残暑見舞い? それとも,暑中見舞い?

あいさつのはがきや封書をだすことはほとんどなくなったが,テレビなどではときどき話題にされる. そういうとき,8 月になったら 「暑中お見舞い申し上げます」 ではなくて 「残暑お見舞い申し上げます」 と書くのだと,こだわるひとがいる. しかし,最近まで梅雨がつづいていて,最近やっともっとも暑い季節になったのだから,「暑中」 と書くのが当然だろうと私はおもう.

「残暑」 ということばがふさわしいのは,すくなくとも 8 月下旬,もしかしたら 9 月中旬になってからかもしれない. 最近の東京では 9 月はじめは暑くて当然なのだから.

暦などという過去のものより,体感にしたがって,あいさつを書くべきだろう. いま 「残暑」 なんて書くひとは,冷夏でも,もしかしたら霜がふったりしても,「暑中お見舞い」 を書くのだろうか?

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