中野の商店街とくらべての荻窪の教会通りの活気の理由
荻窪駅北口をでて青梅街道をわたり,すこし西にすすんだところから,教会通りというほそい道を北にすすんでいくと,古典的な商店街がひろがっている. 私が住んでいる中野には,川島通りをはじめとしていくつか商店街があるが,中野駅前のサンモールをのぞけば,教会通りの商店街はそれらより活気が感じられる. 川島通りよりせまい道だが,1 日中ひとどおりがあるため,川島通りより売り上げがおおきいのだろう.
荻窪駅北口をでて青梅街道をわたり,すこし西にすすんだところから,教会通りというほそい道を北にすすんでいくと,古典的な商店街がひろがっている. 私が住んでいる中野には,川島通りをはじめとしていくつか商店街があるが,中野駅前のサンモールをのぞけば,教会通りの商店街はそれらより活気が感じられる. 川島通りよりせまい道だが,1 日中ひとどおりがあるため,川島通りより売り上げがおおきいのだろう.
「諸君!」 12 月号の 渡部 昇一 著 「まやかしの 「A 級戦犯・分祀論」 に終止符を打て」 には 「東京裁判の判決 (judgement) にしたがう」 ことと 「東京裁判 (tribunal / court) にしたがう」 ことが混同されていることの重大性が指摘されている. 戦争に負けた以上は判決にはしたがわざるをえないが,裁判そのものをみとめるべきでないということだ. しかし,なぜ裁判と判決とが混同されてしまうのだろうか?
Windows には謎がたくさんあるが,アイコンの拡張選択もそのひとつだ. Windows XP でも Windows Vista でも動作はほぼおなじだが,アイコンの自動整列をするとアイコンは縦方向に整列される. それなのに,2 つのアイコンを指定して拡張選択すると,横方向に拡張選択される. 縦にならべたものは縦に選択するのが自然だろう. この仕様はわけがわからない.
タイのソムチャイ首相は憲法裁判所の命令により失職した. 首相の政治活動は 5 年間禁止され,最大与党の国民の力党は解党を命じられたという. おおくの市民が空港を占拠して観光客は迷惑をこうむったが,無血にちかいかたちで 「クーデター」 がおこなわれたことは画期的だとかんがえられる.
著者は男性のウェスト 85 cm という基準など,日本のメタボリック症候群の基準は諸外国とはまったくちがっていて 「捏造」 されたものだと主張する. また,血圧やコレステロールなどの基準もひくすぎて,それにもとづいて投薬するとかえって危険だという. 指摘は非常に具体的であり,各種の統計がふんだんに引用される. また,こうした基準が製薬会社などとの癒着に関係しているのではないかということも指摘される.
本書の指摘がすべてただしいわけではないだろう. しかし,盲目的にメタボ基準を信じて従うのでなく,批判的にとらえて,自分でコントロールしていくほうが,より健康な生活をおくれるのではないかとおもう.
評価: ★★★☆☆
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メタボの罠@
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日本では,医師も教師も 「先生」 とよばれてきた. それは,これらの職業についたひとびとが尊敬されてきたからにほかならない. 「先生」 とよばれていることはいまでもかわらないが,その意味はすっかり,かるくなってしまった. 「先生」 の意味をもう一度,かんがえなおすべきなのではないだろうか? 医療や教育のさまざまな問題を解決するひとつのキーがここにあるとおもう.
武田 邦彦 をはじめ,数人の日本人が環境問題に関する主流の議論に異をとなえる本を書いているが,この本はバチカンの大学教授が書いたものだという. そのため 「正しいエコロジーとは何か」 などの点でキリスト教の影響がつよく,日本人にはうけいれがたい部分もあるとおもわれる. また,論旨に疑問の点も多々ある.
しかし,人口増加や優生学と環境保護運動とくにグリーンピースや WWF との関係など,日本人が書いた本とはちがう視点を提供してくれる. 地球温暖化の問題はもちろんとりあげられているが,ほかに森林破壊,種の消滅,遺伝子くみかえ,大気汚染などの問題もとりあげられている. 環境問題をひろくとらえるためには,参考になる 1 冊である.
評価: ★★★☆☆
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環境活動家のウソ八百@
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日本の政策は高齢者や団塊世代に有利であり高齢者対策は手厚かったが,若者対策は貧弱だった. この本はこうした世代間の配分の不公平をするどく指摘している. 「世代間戦争」 がはじまっていると著者はいう. 若者批判の本がおおいなかで,こういう視点から書かれた本は貴重だといえるだろう.
しかし,こういう現実を打破するためのさまざまな政策のアイデアがしめされているが,その実現性や効果は疑問である. また,若者問題以外の問題はとるにたらないという書きぶりだ (「平和か戦争か,右か左か,靖国参拝か謝罪かといった問題は,合理的に検討を加えれば容易に方向が定まる問題なのだ」 と書いている). このように視野狭窄していては,若者問題の解決の方向もみいだせないだろう.
評価: ★★★☆☆
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若者を喰い物にし続ける社会@
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麻生首相が消費税率の 3 年以内のひきあげを税制改正大綱に記述するよう要求していたのに対して,公明党を中心とする反対によって記述しないことに決着したという. 公明党は第 2 次補正予算案みおくり等で首相への不満をつのらせているとみられるが,与党であるにもかかわらず首相方針に反対して,ただでさえ弱体化している内閣をさらに弱体化させているのは,ゆるしがたいことだとおもえる.
軸づけ検索 (テーマ検索) については 「ワーマンの “情報組織化の軸” と軸づけ検索」 という項目でも書いた. 2004 年までは 「ネットで百科」 で軸づけ検索をためすことができたが,現在はためせなくなってしまった. しかし,マイペディアのテーマ検索がためせる CD-ROM 製品 「発見ナビ」 は中古品が手にはいったりするらしい (「オヤジと神戸: 年末の無駄遣い」).
理科がこどもの興味をひかなくなったといわれている. 教師の能力を問うひともいるが,むしろ環境に原因があるのではないだろうか. とくに都市においては自然にふれる機会がすくなくなったし,時計などの人工物もそのしかけが不透明になってしまった. むかしは理科への興味をかきたてていた,こういうものたちが,いまはきえてしまったことが,理科への興味をうしなわせているのではないだろうか.
日本の国土はせまいが,排他的経済水域は非常にひろい. 現在は不況のため石油も農林水産物も価格がさがっているが,いずれまた高騰するのはまちがいない. それをみこして,経済水域内の資源を他国にとられないようにするための制度や研究をすすめる必要がある.
大分キヤノンではたらいてきた非正規労働者が解雇を通告された問題で,キヤノンの会長であり経団連会長でもある御手洗氏がコメントをださざるをえなくなっている. 解雇予定の労働者は組合をつくってキヤノンへのもうしいれなどの活動をおこなっている. いまのところは非常におとなしい活動であり,マスコミのとりあげかたも限定的だが,デモなど,もっと派手な活動によって世論がうごかされれば,キヤノンがなんらかの措置をとらざるをえなくなる事態もおこりうるとかんがえられる.
あたらしい CD ではないが,数年前に買った CD のなかに Michael Tilson Thomas と New World Symphony による New World Jazz というアルバムがある.
この CD をききながら書いているのだが,演奏にも録音・再生に関しても,いろいろとおもしろいところがあった.
「地デジの音量」 という項目で NHK の地デジは音量がおおきすぎると書いたが,音量がおおきすぎるのはそれだけではないらしい. Courrier Japon 2008 年 12 月号の 「音量は 15 年前の 4~8 倍に: メタリカ・ファンもうんざり! iPod 普及で 「音楽がうるさい」」 では,iPod の音量がちいさいために CD の音量をあげなければ売れなくなっているという.
ケインズの 「一般理論」 は難解だが,この本はそれをできるだけ平易に解説しようとしている. 単に解説するのでなく,その 「あやまり」 をただして,著者独自の 「不況動学」 をきずこうとしている. 小島寛之は Wired Vision の 「環境と経済と幸福の関係」 のなかでこの本をベタぼめしているし,Amazon の書評などでも評価はたかい.
しかし,ケインズにあやまりがあったとしたら,それは動学的な経済理論のむずかしさゆえであり,おなじような道具でそれにたちむかっている著者がケインズにくらべてとくに有利なところがあるとはおもえない. というわけで,この本にも疑問な点は多々ある.そもそも出発点となっている,ケインズが流動性の罠から投資の限界だけがきまるとしているのに対して 「不況動学」 ではそれが (投資の限界とは独立に (?)) 消費の限界もきめるとしていることからして理解できない. また,現在の不況との関係を把握したいが,さっぱりわからない.
この理論が 「動学」 だと主張するためには単に経済の均衡点をしめすだけでなくそこにいたる軌跡まできめられなければならないはずだが,それにはまったくふれていない. 金融工学のような精密な論理がなければ,ひとを納得させることはできないのではないだろうか.
評価: ★★★☆☆
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1 月に餅をのどにつまらせて死ぬひとの数は,年によってちがうだろうが,200 人くらいいるということだ. それにもかかわらず,有効な対策はとられていない. それに対して,まだ日本では 1 人も死んでいない BSE (狂牛病) の対策として,いまだに牛の全頭検査がおこなわれている. こんな検査はやめて,そのカネをもちの対策につかうほうがよいのではないだろうか?
石油,温暖化,農林水産業など,さまざまな問題がとりあげられている. 新聞などにだまされずに 「本質を見抜く力」 をやしなおうという趣旨はよい. しかし,ほんとうにこの対談によって本質が見抜かれているのかどうかについては,疑問がおおい. この本にもだまされないようにしよう.
評価: ★★★☆☆
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ルータやスイッチにおいてネットワーク・トラフィックを制御する方法として,パケットをキューにためて出力帯域をおさえるシェイピング (shaping) と,特定のトラフィックがしめる帯域を計測して上限値をこえるとパケットを廃棄するポリシング (policing) とがある (「QoS 制御のための基本概念」 参照). これらの制御においてはリーキー・バケット (leaky bucket) とトークン・バケット (token bucket) というモデルがつかわれるが,これらの 2 つはよく似ているために混同される.
小泉首相の時代には非正規労働者を増加させるような政策がとられた. それは,グローバリゼーションのなかで日本企業が活路をみいだせるようにし,日本経済を復活させるために必要だったといえるだろう. しかし,そのとき,非正規労働者に対応できないセーフティネットはそのまま放置されていた. その結果,いま,急速な景気悪化とともに,非正規労働者にとってあまりに過酷な状態が発生している. 非正規雇用の増大とあわせて,セーテフィネットが非正規労働者にあわせて改革されていれば,これほどひどいことにはならなかっただろう.
日本ではかつて,国内の不満のはけぐちとして朝鮮などへの戦争がかんがえられてきた. 明治時代の朝鮮出兵がその代表といえるだろう. 現在でも,なかなか仕事につくことができないフリーターやニートなどの若者のなかには,戦争 (内戦?) がその解決策になるとかんがえるものがいる. しかし,現在,大多数の日本人は戦争をのぞんではいない. 太平洋戦争の反省にもとづく反戦論・非戦論はこうした好戦論よりはるかにつよい. しかし,今後もそうであるつづけるといえるのだろうか?
小林多喜二の時代には,搾取する階級つまり資本家は少数であり,搾取される階級つまり労働者は多数だった. したがって,労働者が団結してたちあがれば資本家に対抗できるという希望があった. ところが,現代では搾取されているのはフリーターやニートといわれる若年層であり,かれらの労働のうえにあぐらをかいているのは若年層より多数の壮年・老年層である. 若年層が団結しても,数のうえでは勝ちめがない.
1980 年代後半に,私は当時は全盛だったベクトル型のスーパーコンピュータ (スパコン) をつかった記号処理や論理型言語 (Prolog) の処理を研究していた (「論理 / 記号 ベクトル処理」 参照). 当時,スパコンのプログラムを書くための唯一の言語は Fortran だった. しかし,Prolog プログラムの S-810 上での実行において最高性能をえるためには,それを Fortran に変換するのでは十分でなかった. そのため,Prolog 風のプログラムをいったんアセンブリ言語風のプログラムに変換し,さらに S-810 の機械語に変換するプログラムを Lisp によって記述していた. しかし,当時はそこまで論文には書かなかった.
クリスマスの季節になった.
わが家ではおとなが 3 人,こどもが 1 人,したがって,3 人がそれぞれ 1 人におくりものをするという構図だ.
しかも,もうすぐ誕生日がひかえていて,そこでもおなじようなことがおこる.
全部ではないが,私自身からのプレゼントだけでなく,ほかのひとのプレゼントも私がネットで発注することになる.
ふだんは楽天から買うことがおおいのだが,プレゼント品に関しては今年はその発注先がアマゾン (Amazon.co.jp) にかたよってしまった.
私は 1998 年ころ 「軸づけ検索」 という検索法を研究していた. 軸づけ検索の公開されたサービス (「ネットで百科」) では世界大百科事典だけが検索できた. しかし,プロトタイプにおいては,研究用に使用することができた毎日新聞の記事検索もためすことができた. 「軸づけ検索法 -- 文書からの抜粋を抽出・整理して出力する全文検索法」 という論文で使用した例をつかって,毎日新聞の記事から半導体の歴史を知る検索例を紹介したい.
けさの朝日新聞に勝間和代のコラムがあった. 勝間は本もたくさんだしているし,経済雑誌などをみても勝間の記事をよくみかける. 本を読めばたしかにスゴイことが書いてあって参考になる. しかし,これほどあちらこちらでみかけると,うんざりしてくる. 日本では人気の評論家ばかりをとりあげる傾向があるが,勝間もそれに乗っている. いくらスゴイひとでも言うことはそんなにかわらない. それよりも,やはりいろいろなひとの意見をきくことのほうが大事だろう.
軸づけ検索 (テーマ検索) は私が 1999 年ころまでやっていた研究テーマである. もう時期的にはふるくなってしまったともいえるが,その成果はいまも価値があるとかんがえている. しかし,この検索法のことは十分ひろまっていない. そこで,ここではその例のひとつとして,「軸づけ検索法 -- 文書からの抜粋を抽出・整理して出力する全文検索法」 という論文にも書いた流域面積の検索について,あらためて書いてみたい.
iPod は iTune とのくみあわせで売れていると,きかされてきた. たしかにアメリカではそうなのかもしれない. しかし,どうやら日本ではちがうようだ. iPod はすこしカッコいい MP3 プレヤーとしてつかわれている. ただの MP3 プレヤーなら,ほかにもたくさんあるのに…
iTune は Apple (アップル) がつくったものだし,みんながつかっているので,もっとましなものだとおもっていた. しかし,つかってみると,エラーが発生してもなにがおこっているのかすらわからない,ひどいしろものであることがわかった. iPod のためのギフトカードをこどもにおくったが,つかえないでいる. なにがおこったのかすらたしかめられないので,Apple に苦情をいうしかない.
今年も年賀状の季節になりました. 今年はネズミ年にちなんでマウスを集合させた写真を印刷しましたが,来年はウシ年なので,家にいる黒いミニチュア・ダックスを牛にしたてようとおもいました. 犬だけではおもしろくないので,おおきなカウガールとちいさなウシのくみあわせにしました.
1988 年に家をたてたのだが,そのとき,コンセントとしてどこにどういうものをつけるか,電話などの配線はどうするか,など,とくに電気系の配線についてはいろいろかんがえた. しかし,判断をあやまって,あとで後悔したことがある. それは,コンセントをアースつき 3 ピンにしなかったことだ. そのときすでにアメリカでは 3 ピンが常識になっていたのだが,日本では洗濯機などの器具のプラグを 3 ピンにするようにきめられたのは 2005 年からだという. やはり,ここでもアメリカより 10 年も 20 年もおくれて,追随しているということだ. どうせ追随するなら,もっとはやいほうがよいとおもうのだが…
OA 用のテーブルタップにはサージ・プロテクターがついているほうが安心である. 居間では機器や調理器具などをまぜてつかうので,そこにも ImajI OA マルチタップ-6 という OA 用テーブルタップをつかっていた (もう製造されていないらしい). 最近までそれでとくに問題はおこらなかったのだが,最近,IH 調理器をつないでつかっているうちに,タップ内のスイッチがきれてしまった. 単に経年変化でおこったのか,それともこの OA タップに IH 調理器などつないではいけないということなのか…
自宅ではブラザーのプリンター HL-5070DN をつかっています. 会社でもこのプリンターをもっているのですが,現在は適当な設置場所がないために,ねむっています. このプリンタにかかわる裏技については 「レーザ・プリンタの選択ときれいな印刷のためのコツ」 という項目にも書きましたが,ここではページわりつけをしながら拡大・縮小印刷を可能にする方法について書きます. これは他の一部のプリンターにも応用可能です.
ちかくのみせで,和牛のすじ肉をおどろくほどやすく,売っています. すじ肉なので煮込んでたべることが想定されているのでしょうが,それをわが家ではステーキなどにして,たべています. すききらいのあるこどもがいますが,このステーキは,手でつかんだりはして格闘していますが,たべています. やわらかいたべものがおおくて,あごが退化しつつあるなかで,こういうものをたべさせるのは,あごにもよいのではないかとおもっています.
さびれた商店街については 「大型店が諸悪の根源 !?」,「商店街の御用聞きと配達」 などの項目で書いてきました. 三浦 展 をはじめとして,こういう商店街不活性化の原因を大型店進出にもとめてそれを攻撃する論者がおおい (たとえば 三浦 展 著 「ファスト風土化する日本 ― 郊外化とその病理」) のですが,それだけが原因とはいえないでしょう. ここでは他の原因とそこからうかびあがる対策案についてかんがえてみます.
酒鬼薔薇聖斗事件以降,若者バッシングがさかんになったという. この本は若者バッシングの 「エセ科学」 性をあばき,徹底的に反論している. しかし,ここで批判されている本のおおくは,そもそも 「科学」 ではない. それを 「エセ科学」 といって批判するのは,いささか奇異な感じがする.
とはいえ,「教育再生会議」 などにおいて根拠のない議論にもとづいて政策の方向がきめられていくのは問題である. また,根拠も明確でないまま本を書き散らす日本の論壇は批判されてしかるべきだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク:
「若者論」を疑え!@
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Microsoft Excell などでもなかなか画面に表示されたとおりには印刷できない. しかし,Web ブラウザの表示と印刷とのちがいは,がまんがならない. ふだんは Firefox をつかっているが,それでうまくいかないときに Internet Explorer をつかうとうまくいくことがある. しかし,インストールしているどのブラウザをつかってもうまく印刷できないこともある. どうしてこうなのか! 「印刷なんか,つかうもんじゃない」 のかもしれないが,もうすこしうまく印刷できるようにしてほしいものである.
もうすぐ正月だが,私は年賀状に関しては 2 つのこだわりがある. それは,自分でデザインすることと,手書きひとこと書いておくることである. 2009 年と 2008 年の年賀状についてはすでに書いたが,いまパソコン上にのこっている 1998 年以降の 12 年間の年賀状の図柄を収録して,コメントしてみたい. だいたい干支をつかっているので,ちょうどひとまわりして,ぐあいがよい.
英語のページを優先して検索したいことがよくある. ところが,Google の 「表示設定」 や 「検索オプション」 で検索言語を英語にしても,日本語のページが優先されてしまう. 「表示設定」 で 「表示言語の設定」 を英語にしないと意図したとおりにはならない. 表示設定が検索結果を左右するというのはわかりにくい.
関係データベースがひろくつかわれるようになっているが,SQL によって記述したクエリ (質問文) がどのように実行されているかは不透明である. クエリの実行を手続き型言語でシミュレートしてみれば,その実行のしくみをよりよく理解することができるのではないだろうか. というわけで,いくつかの SQL の文を Perl に翻訳してみた. Join などはさまざまな方法があるなかのひとつだけしかためしていないが,Perl だとある程度最適化された方法が 20 行くらいで書けてしまう. あらためて Perl の強力さを実感した.
「iPhone で iPod をつかってみたが,ひどい音!」 という項目で iPhone のイヤフォンの音のわるさについて書いた. こどもが iPod nano を入手したので,それを借りて,同様にそのイヤフォンと HD-497, eH-350 などのヘッドフォンの音をくらべてみた. iPod nano とのくみあわせでは,楽器の音では HD-497, eH-350 のほうがまさっているが,声の自然さでは iPod nano に付属のイヤフォンに軍配があがった.
この本は 580 ページもあり,SQL の機能や使用法がくわしく記述されている. したがって,例が実際に DBMS でたしかめられていないとしても,SQL をつかうときにはやくにたつだろう. しかし,重複がおおいのと,バカていねいな説明にはいささか疑問がある. 算術演算子ひとつひとつにまで例をつける必要があるのだろうか?
評価: ★★★☆☆
関連リンク:
SQLハンドブック@
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日本人のなかには箇条書きや図式をこのむひとがおおいのですが,このブログのなかではこれまで,それらに対する疑問や箇条書きに関するなやみを書いてきました. 疑問をもっているひとはわたしだけではありません. ネットでみつけた箇条書きに関する記述について書きます.