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社会・経済

ウォン安にもかかわらず買いにくい韓国製品

円に対してウォンが 5 割もさがって,韓国製品が買いやすくなっているはずである. ところが,実際にはかならずしもそうではない.

ウォン安なのでキムチの値段もさがっているだろう,買ってみようとおもって,楽天などをのぞいてみた. しかし,そもそも韓国製のキムチを売っている店がすくない. 日本製のほうが幅をきかせている.

日本人と韓国人の味覚のちがいの問題もあるだろう. しかし,それだけでなく,韓国食品の品質に問題があったわけではないにもかかわらず,中国の一部の食品品質の問題のために韓国製品も影響をうけていることがあるのではないかとかんがえられる. すくなくとも,うなぎに関しては中国製品に問題があったために,台湾製品も売れなくなっている (そのために台湾製うなぎを日本製に偽装する事件までおこっている) という.

値段が比較的たかいものに関しては韓国から直接,輸入することもかんがえられるが,そのときに障害になるのはやはり言語の壁である. 韓国の Web サイトは,当然といえば当然だが,ほとんどハングルで書かれている. 漢字がつかってあればまだわかるのだが,ハングルではほとんどの日本人にはまったくわからない. アメリカなどであれば,英語で書いてあるので理解しやすい. 決済に関しても韓国のほうが日本のクレジット・カードがつかいにくいだろう.

日本に積極的に売ろうとしているサイトは,日本がで書いたり,決済に関しても便宜をはかっているだろうが,それ以外のサイトからは買いにくい. したがって,ウォン安になってチャンスはあるはずなのに,なかなか韓国製品は買えないようにおもえる.

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