絶妙なバランスの格安フランス・ワイン
Château Le Haut De Mialle というワインをあけた. 用意しているなかで,ピザにあわせるのに,つよすぎず,よわすぎないワインはこれではないかということで,えらんだ. 楽天の購入履歴で検索してみると,800 円台という格安の値段で買っていたことがわかった. 1100 円以上で売っている店もあるが,それでもまだ安いといってよい.
Château Le Haut De Mialle というワインをあけた. 用意しているなかで,ピザにあわせるのに,つよすぎず,よわすぎないワインはこれではないかということで,えらんだ. 楽天の購入履歴で検索してみると,800 円台という格安の値段で買っていたことがわかった. 1100 円以上で売っている店もあるが,それでもまだ安いといってよい.
福島大臣が罷免された. 普天間基地の辺野古への移転をふくむ政府方針に反対して署名を拒否し,辞任も拒否したという. 辞任が妥当だったようにおもうが,みずからの意思と社民党の意見をつらぬいたことに理解することはできる. しかし,閣内にいながら鳩山首相のかんがえに反し,代案もださず,さらには辞任すらしないのは無責任きわまる態度といわざるをえない. これしかできない社民党は内閣には不要だし,日本の政治にも不要ではないだろうか.
ベルリンフィルの 1950 年代以前の演奏による 10 枚組を 970 円で買った. そのなかの 1 枚がオイゲン・ヨッフムによるベートーベンの交響曲 3 番.
モノラルであり録音もよくないのはもちろんだが,ていねいに弾きこまれていて,ひきつけられる. 音がわるくても一度はきく価値がある演奏といえるだろう.
録音技術も現在とは雲泥の差があるが,各楽器の音をうまくとらえている.
残念なのは楽章間の時間をほとんどけずってしまっていることだ. あわせて 49 分なのでもっと時間をとることはできたはずなのだが…
Documents LC 12281 (ISBN: 978-3-86735-494-3)
米軍基地移転問題で 5 月末決着を約束した鳩山首相が苦境にたっている. 普天間基地からの移転は安全を確保するうえでぜひ必要なことだ. また,キャンプ・シュワブへの全面移転は沖縄の負担軽減という意味からも,海をまもるということからも,うけいれられない. したがって,県外候補として唯一の徳之島への一部移転は必須とかんがえられるが,つよい反対にあっている. その結果として鳩山首相の責任がとわれている. しかし,政治あるいは政治家に過大な期待や失望感をもっても,問題は解決されない.
グラフによるさまざまな 「だまし」 の技法が紹介されている. だまされないようにするためにつかうか,だますためにつかうかは読者しだいだ. 「だますためにつかう」 というと,ひとぎきがわるい. しかし,よくいえば,効果的なプレゼンをするための技法ということでもある. この本の例をみていくと,だますプレゼンと効果的なプレゼンとの差が微妙だということがよくわかる.
評価: ★★★★☆
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グラフで9割だまされる@
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日本語や日本のさまざまな規則の間違いというよりは,おもにあいまいさを突いている. 「あいまいさは間違いではない」 などといってみても,はじまらないのだろう. これは雑学であって,あまりまじめに反論してみてもしかたがない.
評価: ★★★☆☆
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すっかりおかしくなってしまった日本の紙の本の流通. その救世主となるべきなのが電子書籍だという. その論旨をうらづけるためにアマゾンやアップルの電子書籍に関するたたかいぶりをくわしく書いている.
しかし,日本の本の流通の問題点からいきなり電子書籍に話がいくのには疑問がある. そもそもアマゾンは紙の書籍の流通を変革しようとしたはずだ. それがどこまでうまくいき,電子書籍はそれをさらにどう変えようとしているのか? そこまでみていかないと説得力のある議論にはならないのではないだろうか. そうかんがえると,すでに新書としてはかなりあついこの本. 新書として出版することがそもそも無理だったのではないだろうか? 電子書籍として出版すれば,あつさを気にしなくてもよかったかも…
評価: ★★★☆☆
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ここ 2 年ほど,パセリをそだててきている. 最初のパセリは花がさき,タネがちらばった. そのタネがいま,あちこちで芽をだしている. アスファルトの道からさえ,パセリがはえている.
ここ 3 年半ほど Windows Vista (Home Premium) をつかってきたが,いろいろ調子がわるくなっていた. そこで,ついに Windows 7 にのりかえることにした. Vista でつかってきたマシンには,バックアップ用のディスクがある. それに Windows 7 をインストールして,半日ほどかけて,徐々に環境をうつしていった. まだたまにしかつかわないソフトウェアはのせていないが,日常的につかうものはだいたいうつしおわった.
最近,Windows Vista 上で MS Word をつかっていると,どうも調子がわるい. いれたはずの文字がぬけて,とんでもない字がかな漢字変換で表示されてしまう. それだけでなく,1 回しかたたいていないキーが何 10 字もリピートされてしまうこともある. とくに,ほかにビジーなタスクがはしっているときは,うまく入力できない. だれがわるいのだろう? キーボードや OS もうたがったが,どうも MS Office IME 2007 に原因があるようにみえる.
鳩山内閣への支持率は低下の一途をたどり,20% をしたまわっている. 最近は普天間問題で辺野古への移設がきめられ,それによって社民党は連立を離脱してしまった. 危機的な状況をまねいた責任は鳩山首相にあるが,それでもなお,鳩山内閣を支持したい.
こういうタイトルをみると,ついつい買ってしまう. 私自身もブログへのコメントに気をつかった経験はあるが,幸か不幸か炎上したことはない. そういう私にとっては読む必要のない本だったかもしれない. 炎上のタイプを 6 種類に分類してみせられても,あまり興味はわかなかった. とはいえ,ウェブだけでなくメイリングリストに書くときなどにも共通する部分はあるとおもう.
評価: ★★★☆☆
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著者はコンピュータ科学の成果を利用してさまざまなアート作品を創作してきた. コンピュータをつかったアートは他の作家によってもさかんにつくられるようになっているが,AI (人工知能) にもふかくかかわる著者のこころみはよりひろく,ふかい.
しかし,AI じたいがまだ多様な側面をもった人間というものを十分にとらえているとはいえない. そういうなかでは,著者のそれぞれのこころみも一面的だという感じがぬぐえない. すぐれた芸術作品には多面性・多層性がある. 「カルチュラル・コンピューティング」 には従来のアートにはなかった人間とのインタラクションがある,とはいうものの,ふかみのある芸術に到達できるのはいつの日か,あるいはそもそも可能なのか? とおもってしまう.
評価: ★★★★☆