[個人ブログから転載します.]
最近,東日本大震災の被災地でボランティアなどで作業をしたひとのアスベスト被害が問題になっている. いまごろ?! とおもってしまう.
[個人ブログから転載します.]
最近,東日本大震災の被災地でボランティアなどで作業をしたひとのアスベスト被害が問題になっている. いまごろ?! とおもってしまう.
「ボランティア」 の下位のカテゴリーとして,「ボランティアに関する本」,「ボランティア経験」,「支援のためのアイデア」,「支援情報・情報ボランティア」 があります.
[2011-5-15 追記: 以下の記述は連休前のものです, 現在の状況については別途しらべてください.]
震災被災地ボランティアを募集しているところのなかには,宿泊場所として被災地周辺のホテルを確保しているところもありますが,テントや駐車のための場所をのぞけば,ボランティアに自分で宿泊場所を手配することをもとめているところが大半のようです. 自分でホテルを手配することもできますが,5 月の連休に仙台付近のホテルをとるのはもうかなり困難なようです. すこしくふうが必要でしょう.
現地で屋根のあるところを提供してもらえるばあいには,寝袋をもっていってつかうことができるでしょう.
しかし,石巻などでは屋外の場所が提供されていて,テントをはることがもとめられているようです. そうなると,かなり本格的な装備が必要になるでしょう.
バス・ツアーのばあいには車中泊というのもありますが,これだと基本的には 1 泊だけしかできないでしょう.
震災関連のボランティア・サイトのなかには,ボランティアの服装・装備などについて書いているところもいくつかあります. そのなかでよくリンクされているのは 「水害ボランティア作業マニュアル/ダウンロード - レスキューストックヤード」 です.
つまり,この震災では津波のために,いまだにぬかるんでいるところがおおいから,長靴などの水害用装備が必要だということです. ここには書いてありませんが,長靴としては底に鉄がはいったものを指定しているところもあります. クギなどをふみぬく心配があるからだということです.
なお,上記のマニュアルにはもちものとして 「梅干し」 とか書いてあるのは,暑い季節に塩分が不足しないようにということであり,いま (4 〜 5 月) の気温ではまだそこまではいらないのではないかとおもいます.
新聞などでも報道されているように,連休終了をまたずに,すでにボランティアは減少して不足するようになっているようです. 県外からの参加もつよくもとめられているようです. 宮城県の場合,宮城県災害ボランティアセンターによると,とくに東松島市,亘理町,山元町が募集しているようです.
東日本大震災に関しては,3 月 19 日現在,交通遮断や物資不足のため,被災地域外からのボランティアの募集はないようです. いまある防災ボランティアの情報はこの震災に関するものではなくて,過去の情報および一般論ですが,いずれこの震災に関してもボランティアがもとめられるはずです. その準備のために,やくにたつ情報はいろいろあるとかんがえられます.
なお,東日本大震災のボランティアに関する情報については 「いまできる "震災ボランティア"」 や 「震災ボランティアに関する情報」 をみてください.
毎日 jp の 「東日本大震災:「ボランティア入る段階にない」無念の帰宅」 (3 月 18 日) によれば,阪神大震災を経験したボランティア・コーディネータでも,現地の状況をみてボランティアを断念して帰宅したひとがいるという. 現在の状況のむずかしさをあらわしているといえるだろう.
なれないボランティアが被災者やボランティアセンターなどに迷惑をかけることがないように,こころえ,あるいはガイドラインという種類の書類がいろいろあります. そのなかで,よくできているとおもえるものをあげてみます.
[最新の状況に関しては "続きを読む" をみてください]
3 月には 「阪神大震災の経験があってもボランティアを断念して帰宅」 というようにボランティア経験者でも被災地にはいっていくのがむずかしい状況にあったようですが,4 月なかば現在ではボランティア・センターでも県外からのボランティアをうけいれるところがいくつか (まだ少数ですが) あります.
宮城県災害ボランティアセンターによると,4 月 20 日現在,県外からのボランティアをうけいれているボランティアセンターはつぎの 4 ヶ所だということです (連絡先などは上記のページを参照).
ただし,このうち亘理町は 5 月 1 日からうけいれを休止するということです. 一方,石巻市災害ボランティアセンターによるとボランティアの数は全然たりていないということです. つまり,地域による差がおおきいということです.
河北新報は仙台に本社がある地方新聞です. その 3 月 11 日から 1 カ月間の震災関連の紙面が 「震災 1 カ月の記録 (紙面 PDF)」 からダウンロードできるようになっています.
河北新報の取材体制はあまり強力とはいえず,3 月 11 日の号外などは,独自の写真をのせるかわりに NHK のテレビ画面をのせて,まにあわせています. しかし,まだ全国紙が被災地にはいりにくかったころから,避難所などできめこまかい取材をし,被災者のニーズなどをこまかく県内につたえていることがわかります. 震災の貴重な記録だということができるでしょう.
ボランティアの経験豊富なひとは 3 月 20 日現在すでにもとめられていて,また被災地にはいって活動しているひともいます. しかし,経験のないひとへは,被災地にはいるのは 「もうすこし待って!」 というよびかけがなされています.
cnet Japan の 「傍観者ではなく"当事者としてできること"--東北地方太平洋沖地震」 には,いまできるボランティアや混乱をさけるための行動などについて書かれています. 全部を知るには直接リンクをたどってもらうのがよいのですが,その一部だけを紹介させてもらいます.