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やめたいがやめられない野村證券の Web 取引

これまでネットでの株取引にはマネックス証券をつかってきた. 会社の持株会で 1000 株たまると,ひきだしてマネックスにいれて,売りたいときにはそこで売っていた. いれるときの手続きはいささかめんどうくさいが,いったんいれてしまうと,あつかいは楽だった. ところが,持株会が野村證券と契約して,野村の口座にしかいれられないようにしてしまった. その結果,いろいろと不便をしいられている. つかい勝手のわるい野村はやめて,マネックスかまたはほかの口座にいれたいのだが,やめられない.

マネックスでは紙の契約書が必要な手続きをのぞいて,オンラインの手続きはいつでもできる. ところが,野村證券の 「ほっとダイレクト」 は Web でも平日のひるまでなければできない手続きがある. それを通過しなければ取引ができない. 売却してえたカネをひきだす手続きも平日の 20 時すぎまでしかできない (2008-8-23 追記). こんなめんどうな制限はぜひとも,やめてもらいたいものである. これでは従来の電話などによる取引とあまりかわりがないではないか.

野村 「ほっとダイレクト」 はログインもめんどうくさい. パスワードが厳重に配達確認つきの郵便でおくられてきて,それをなくすとログインできない. ID やパスワードは変更することができるが,ワンタイム・パスワードが必要なので,パスワードを表示するトークン (表示装置) をもちあるいていなければ,家以外の場所からはログインできない. たしかにこのほうが安全だが,マネックスではそれなしで,それほど問題がおこってはいないということだろう. H 社や M 銀行などと同様に大会社はどこもリスクに敏感で,それをさけるためには顧客の不便もかえりみないということだろうか? こんなめんどうなシステムはつかいたくない.

追記:
「ほっとダイレクト」 のいやな点はこれだけではない.

  • Google で 「ホットダイレクト」 と入力してさがすと,べつのページがみつかる.「ほっとダイレクト」でさがすとただしいページがトップにでるが,その下にはニセのページがならんでいる.
  • Firefox でも 「ほっとダイレクト」 にログインすることができるが,つかっているうちに,まっしろなページがでる. やっとそこで気づいて Internet Explorer にきりかえる. Firefox でも動作するようにするべきだが,最初にブラウザをチェックすればまだしも,むだな入力をさけることができる.
  • 売買注文をだすために必要な情報がなにか欠けていても注文のページまでいきつくことができる. そのため,すべての情報を入力して送信してから,注文できないことに気づく. 注文を許可しないのであれば,注文のページにいきつくまえにチェックするべきである.

2008-8-18 追記:
もっていた株を売却した. 指値がきょうの高値をしたまわっているので売れたはずだとおもって確認仕様としたが,確認がとれるまでにだいぶ時間がかかってしまった. 野村の複雑怪奇なメニューのためである.

たしかに 「注文照会」 というメニュー項目で確認すると 「約定済」 となっているのだが,「資産明細」 のメニュー項目でみるとまだ株のままもっているようにみえる. 資産評価は現在の株価で計算されている. わけのわからないシステムだ. 売却してえられた現金を銀行口座にうつしたいが,いつ,どうやればできるのかもよくわからない.

いずれにしても,これで株は売ってしまったので,銀行にうつしてしまえば,つぎに 1000 株たまるまではこのシステムをつかわずにすむ. 株価などの情報はもっとつかいやすいマネックスからえればよいわけだ.

キーワード: 野村証券, 株式

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