[ トップページ ]
メディア・アート・イベント・エンターテイメント

この本の内容をどううけとめたらよいのだろう? ― 編集の学校 編著, 「本を作る現場でなにが起こっているのか!?」

冒頭に 「いいものさえつくっていれば売れる」 というまちがったかんがえに編集者はおちいりやすいと書かれている. 製造業といっしょだ. しかし,実際には編集者がいいとかんがえても売れない本はたくさんある.

この本でとりあげられているのは 「売れる」 本や雑誌たちなのだろう. しかし,この本に書かれているのは編集者がなにをかんがえて本や雑誌をつくってきたかだ. それらがなぜ売れたかはこの本を読んでもわからないし,おなじことをやってももう売れないだろう. たしかにおもしろい話はいろいろあるが,どううけとめたらよいのだろう.

最初の版は 2006 年に出版されているが,電子書籍を意識せずに書けた最後の時代かもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 本を作る現場でなにが起こっているのか!?@ [bk1] 本を作る現場でなにが起こっているのか!?@ [bk1]本を作る現場でなにが起こっているのか!?@Amazon.co.jp本を作る現場でなにが起こっているのか!?@Amazon.co.jp

注記: BK1書評書評Amazon.co.jp書評書評 に投稿しています.

キーワード:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://east-japan-quake.info/mt504/mt-tb.cgi/4181

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.