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iPad, iPhone

iPhone と iPad の解像度がちかくなったことの利点

iPhone は以前は iPad よりかなりピクセル数がすくなかった (解像度がひくかった) が,iPhone 4 になって,iPad に匹敵する解像度をもつようになった. それによって,いろいろなアプリケーションの表示がかなり改善された. たとえば,産経新聞の紙面の表示も,全体がみわたしやすくなった. しかし,iPhone と iPad の解像度がちかいと,ほかにも重要な利点が生じる.

iPad で YouTube の動画をみていると,品質のわるい動画がおおいことがわかる. それらはたぶん iPhone やそれと同程度の解像度をもつ機器のためにつくられたものがおおいからだろう. 解像度がちがうと,ユーザは自分の端末を基準にする. その結果,より解像度のたかい機器で再生したときには品質のわるさがめだつ.

iPhone の解像度が iPad と同程度になれば,iPhone のためにコンテンツをつくるユーザも,フルの解像度がえられるようにするだろう. その結果,iPad でもきれいに表示できるようになる.

iPhone でこれだけこまかい表示ができるのなら,iPad の解像度ももっとあげてもらいたい. 日本語の文字をきれいに表示するには,いまの iPad の解像度ではたりないからだ. しかし,解像度をあげるとふたたび iPad では iPhone むけのコンテンツの表示が劣化してしまう.

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