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産業・ビジネス, 社会・経済

「現場からの告発」 にしてはナマの情報がすくない ― 伊丹 敬之, 東京理科大学 MOT 研究会 著, 「日本の技術経営に異議あり ― 現場からの告発」

著者は大学の研究者なのに 「現場からの告発」 というサブタイトルがついているのは,フィールドワークにもとづく著書だからだろう. しかし,それにしては,ナマの情報がすくない. 内容がこなれすぎていて,やはり 「現場からの告発」 にはなっていない.

もとは章ごとに独立の文章だったようだ. 章ごとに著者がちがっていて,対象事業・業務はモノづくりもあればソフトウェア開発もあるが,章タイトルは事業・業務とは独立につけられている. よりひろく適用できる議論をめざしているということだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 日本の技術経営に異議あり@ [bk1] 日本の技術経営に異議あり@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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