[個人ブログから転載します.]
エアコンの設定温度は 28 ℃ にしようとか,エアコン運転時の室温は 28 ℃ にしようとか,だいぶまえからいわれてきているが,いまだにあまり,まもられていないようだ. 28 ℃ ではあつすぎてダメだということもあるだろうが,リモコンでの設定温度を 28 ℃ にしたからといってそのとおりにはならないというのが,そのおおきな理由なのではないだろうか. いろいろくふうして,温度をはかって効果をたしかめてみるとよい.
エアコンを効率的につかうには,風量は強がよく (自動でもよいが,すくなくとも弱はさける),風向きは水平にちかくするのがよいとされている. 風量がよわかったり風向きが下になっていたりすると,温度むらがおおきくなる. エアコンちかくの床はつめたくひえて,きもちがいいかもしれないが,これでは設定温度を 28 ℃ にしたとしても,節電・省エネにはならない.
さらに,最近では扇風機と併用するのがよいといわれている. エアコンのファンだけでは十分に空気が循環しないので,ひやしたいところがうまくひえないことがある. 扇風機をつかうことによって,ひやすべきところに冷気をおくることができる.
しかし,これだけの対策をとってみても,温度をはかってみないと効果はよくわからない. 写真のようなやすい温度計 (写真はシンワの72590 と 48792) で十分なので,へやのなか何カ所かに温度計をおいて,温度をはかってみよう. この状態で,温度が適切になるようにエアコンの風向きをどちらにするか,扇風機をどこにおくかなどをきめればよい. ばあいによっては湿度計もおいてみるといいかもしれない.
関連項目:
コメントする