瓦礫でないものまで瓦礫にしてしまった石巻でのボランティア

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[個人ブログから転載します.]

NHK の番組で,石巻では瓦礫処理に多額の費用がかかっている,それに対してとなりの東松島市では瓦礫の量はほぼおなじなのに 1/8 の費用ですんでいるという話題があった. 石巻では瓦礫を分別せずにあつめた,東松島市では最初から分別していたのが最大のちがいだという. それでおもいだしたのが石巻でボランティアをしたときのことだ. 分別しなかっただけでなく,瓦礫にする必要のないものまでそうしていることがあったのをおもいだした.

石巻でボランティアした 2 日間のうちの 1 日は,個人宅でかたづけをてつだった. そのとき,瓦礫を分別しなかっただけでなく,まだつかえるものまで,すてていた. 排水溝のうえにかぶせるコンクリート板が,こわれているわけではないのに,本来の位置からまったくはずれたところにあると,それを瓦礫といっしょに捨てているひとがいた. ふたがなくなっている場所がいくつかあるのはわかっていたから,私ならそれをそこに置くだろう. ほかのひとがすてるまえに,そうすればよかった. しかし,放置しているあいだに,ほかのひとがすててしまった.

さすがに,瓦礫おきばにひろいにいく気にはならなかった. いったん瓦礫になったものは,もう,ゴミでなくすることは困難だ. それは,分別せずに捨てたものを資源とすることができないのとおなじだ. たぶん,東松原市では,かなりの部分を資源としてあつかうことができたから,費用が石巻の 1/8 にもなったのだろう.

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