ボランティア経験 の最近の記事

[個人ブログから転載します.]

NHK の番組で,石巻では瓦礫処理に多額の費用がかかっている,それに対してとなりの東松島市では瓦礫の量はほぼおなじなのに 1/8 の費用ですんでいるという話題があった. 石巻では瓦礫を分別せずにあつめた,東松島市では最初から分別していたのが最大のちがいだという. それでおもいだしたのが石巻でボランティアをしたときのことだ. 分別しなかっただけでなく,瓦礫にする必要のないものまでそうしていることがあったのをおもいだした.

ボランティアは基本的に自己責任です. けがをする危険,病気になる危険に周囲のひとが十分に気をくばってくれるとはかぎりません. ボランティアにいくひとは,リスクをできるだけへらすため,あらかじめ十分な情報をあつめておく必要があります.

このサイトにはそれに関連するつぎのような情報があります.

ただし,これだけで十分というわけではないので,さらに情報をあつめて,よりよいボランティアをしてください.

「情報ボランティア」 をこころみているこのサイトの運営者ですが,連休の前半に被災地をみて,ボランティアをしてくる予定です. 仙台をいりぐちとして,石巻あたりにいってこようとかんがえています. 石巻と仙台にちかい岩沼とで県外からのボランティアをうけいれているし,そこがもしいっぱいなら,その周辺にもボランティア初心者がはいれそうな場所があるからです. ほかに外部からのボランティアをうけいれている場所として気仙沼があるが,ここは東京方面からはいきにくい. できれば,そちらは北からボランティアがはいってくることを期待したい.

いってきたら,そのようすはここや個人ブログで報告したい.

これまでの災害ボランティアでは,ボランティアがガレキの除去のような力仕事をする場面は比較的かぎられていたのでしょう. そのためか,そういう仕事をする際の注意点は,ボランティア・ワークの注意点というかたちでは書かれていないようです. しかし,継続的な活動のためにはそれはぜひ周知させる必要があるとおもいます.

石巻でのボランティアを中心として,仙台,気仙沼をみてきました. その報告を個人ブログ (石巻でのボランティアを中心とした仙台から気仙沼への旅行) に書きました.

マスコミではわからない現地のようすなど,えたものはいろいろありますが,ボランティア・ワークに関しては,一輪車と腰痛に注意する必要があることボランティアにできることとできないことなどがわかりました. ホテルのようすやテレビまでふくめて,やはり,いかなければわからなかったことがいろいろあります.

連休など,ボランティアが集中するときにどうふるまえばよいかも,ある程度わかった気がします (「石巻で道路の側溝さらいのボランティア」 参照).

[個人ブログに書いたことをここにも書いておきます.]

石巻でボランティアをしてみて,ボランティアの限界を痛感する. ボランティアにはプロの仕事はできないし,援助が必要でも要請のないところにははいっていけない. しかし,ポランティアだからできることもある.