記録・報道 (地震,津波など) の最近の記事

[おくれましたが,個人ブログから転載します.]

アマゾンで 「震災津波の爪痕」 という Kindle 本を 3 分冊でだしている (「石巻編 (上巻)」,「気仙沼編 (中巻)」,「仙台編 (下巻)」). これらの本のアマゾンでの分類は 「社会学」 だ. ちょっと違和感がある.

記録・報道 (地震,津波など)」 の下位のカテゴリーとして,「被災地の写真」 があります.

記録・報道 (地震,津波など)」 のページには一般的な記録や報道の情報をのせていますが,とくに写真集などについては 「被災地の写真」 のページにあつめています.

チェーンメールに関する注意はいろいろなところに書かれていますが,それ以外にもデマもしくはそれにちかい情報がでまわっていて,注意が必要なようです.

404 Blog Not Found の 「東日本大震災 - DHMOより怖い読売新聞」 では,読売新聞はロイターから配信された英文を誤解して,つぎのような記事を掲載したらしいことがとりあげられている.

原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。

また,佐々木俊尚; ジャーナリストの視点 の 「新聞の 「英外務省が東京の英国民に退避検討勧告」 記事は限りなくデマに近い」 において,日経新聞が 「英外務省は16日、福島第1原発の事故を受け、東京と東京以北に住む英国人に退避を検討するよう勧告を出した」 という内容の記事をだしているが,これは英国政府の (もちろん英語による) 勧告の内容を誤解して,検討するべきとされた内容を勧告とうけとったと分析しています.

地震や被災地についてもそうですが,原発についてはとくにデマやそれにちかい情報があふれているようです. マスコミの報道もふくめて,単純に信じないようにする必要があるようです.

河北新報は仙台に本社がある地方新聞です. その 3 月 11 日から 1 カ月間の震災関連の紙面が 「震災 1 カ月の記録 (紙面 PDF)」 からダウンロードできるようになっています.

河北新報の取材体制はあまり強力とはいえず,3 月 11 日の号外などは,独自の写真をのせるかわりに NHK のテレビ画面をのせて,まにあわせています. しかし,まだ全国紙が被災地にはいりにくかったころから,避難所などできめこまかい取材をし,被災者のニーズなどをこまかく県内につたえていることがわかります. 震災の貴重な記録だということができるでしょう.

ウィキペディア (Wikipedia) の 「2011年東北地方太平洋沖地震」 とその下位のページには,3 月 19 日現在すでに約 3000 行以上,記述されています. その概要やこれまでの政府の対応地震の被害・影響支援活動日本国外の対応とくにトモダチ作戦福島第一原子力発電所事故などについて記述されています. 支援活動のページには伝言・消息情報,震災関連のインターネット・サイト,物資・輸送,募金などについてもくわしく記述されています.