節電・計画停電 の最近の記事

[個人ブログから転載します.]

ふるい家電製品を買いかえると消費電力がへるということで,買いかえがすすめられている. 「しんきゅうさん」 というサイトでは,エアコン,冷蔵庫,テレビなどに関していまつかっている機種と買いかえようとしている機種とを入力すると,どれだけ節約できるかをおしえてくれるようになっている. しかし,機種が登録されていないとテキトーな情報をおしえてくれるので,それにしたがって買いかえるとバカをみることになるだろう.

[個人ブログから転載します.]

エアコンの設定温度は 28 ℃ にしようとか,エアコン運転時の室温は 28 ℃ にしようとか,だいぶまえからいわれてきているが,いまだにあまり,まもられていないようだ. 28 ℃ ではあつすぎてダメだということもあるだろうが,リモコンでの設定温度を 28 ℃ にしたからといってそのとおりにはならないというのが,そのおおきな理由なのではないだろうか. いろいろくふうして,温度をはかって効果をたしかめてみるとよい.

[個人ブログから転載します.]

自宅にある KJF-31R という扇風機にはリズム風機能がある. 電源をいれたりきったりするかんたんなしかけ (オンオフ形とよぶことにする) だが,オンオフが一定間隔ではないから 1/f ゆらぎ的な効果もある. 測定してみると,この扇風機のばあい 46% 節電できることがわかった. 風にゆらぎをもたせる方法はいろいろあるが,1/f ゆらぎのようなもっと高級な機能ではこれだけの節電ができないのではないだろうか?

[個人ブログから転載します.]

東京電力の供給能力が逼迫して,節電が必要になっている. 最近は計画停電がほんとうに実行されることはすくなくなってきているが,実行されるかどうかは節電が成功するかどうかにかかっている. それにもかかわらず,まだ節電に関して意識のひくいひとがおおいようにおもう. 自分の行動が不要な電力消費をふやしていないかどうか,もう一度,かんがえなおしたほうがよいのではないだろうか?

この夏,東京電力管内ではあつい日の昼間に電力供給が需要においつかない可能性があります. それをさけるために,15% の節電がもとめられています.

家庭では,くふうをすれば,それほど無理しなくても 15% の節電は可能です. そのための方法を 「計画停電・節電」 のカテゴリーにまとめています.

夏の昼間の消費電力ピークをおさえるには,エアコンの節電がもっとも重要です. そのための対策をまとめます. (「経産省: 節電 ‐電力消費をおさえるには‐」 と 「Challenge25: 家庭でできる節電方法: エアコンで節電!」 を参考にしています.)

  • ふるいエアコン (たとえば 10 年以上たっているもの) をあたらしい省エネ型のエアコンにかえれば,たとえば 4 割くらい消費電力をおさえることができます.
  • 温度設定を 1℃ さげれば 10% くらい節電できます. 28℃ がめやすです.
  • フィルタをそうじすれば,目づまりしているときとくらべて 6% くらい節電できます.
  • 室外機に直射日光があたっている場合は,それをさける (日よけをつけるなど) ことで節電できます.
  • 室外機のまわり (とくにふきだし口ちかく) にものをおかない.
  • カーテンで窓からの熱の出入りをふせぐ.
  • エアコンは必要な時だけつける.

扇風機と併用すれば 28℃ 以上の設定でも,すずしく感じられます. また,設定温度をたかめにしておいて,あつがりのひとだけ扇風機をつかうようにすれば,感じかたに個人差があっても,みんなが快適な環境を実現することができるでしょう.

エアコンの風のつよさや風の方向を調節すれば,へやのなかの場所による温度差をへらしたり,逆に温度差をつけたりすることができるでしょう. 必要なところだけを集中的にひやすようにすれば,節電できます. 最近のエアコン機種のなかには,ひとがいるところだけを集中的にひやす機能をもったものもあります.

家電の節電の方法はメーカーがよく知っているはずです.

「いまごろ...」 という感じもありますが,震災直後から,ネットで節電呼びかける 「ヤシマ作戦」 というのがありました. そのなまえの由来であるヤシマ作戦とは,人気アニメ 「新世紀エヴァンゲリオン」 で長距離射撃で敵を倒すため日本中から電力を集めて実行された作戦のことです. いま (4/17 現在) も停電を防ぐため,被災地の電力支援をするために活動をつづけています.

節電に関する情報はいろいろなところにありますが,とくに 「電気の節約@節電」 という専門サイトには,いろいろな節電法が紹介されています. そのなかには,家電製品の省エネモードの紹介冷蔵庫や冷蔵庫の節電法 (冷気カーテンの使用など) があります.

ふるい冷蔵庫をつかいつづけていたり,適切でないつかいかたをしていることで,消費電力はかなりふえてしまうようです. 節電ネットには,つぎのようなことが書いてあります.

  • 12 年前の冷蔵庫を買いかえると,年間の消費電力はたとえば 980 kWh から 190 kWh に減少し,1 年で 17000 円くらい電気代を節約できるということです.
  • 冷蔵庫の周囲がつまっているとき,上をあけて,後ろを10 cm,左右をそれぞれ 2 cm ずつあけると,約 55% の節電ができて,1 年で 2900 円くらい電気代を節約できるということです.
  • 冷蔵庫のなかにすきまがなくなっているとき,整理して゛十分なすきまをつくると約 8 W 消費電力がすくなくなるので,1 年で 1500 円くらい電気代を節約できるということです.

ただし,ピーク電力がどれだけへるかは,ここからはわかりません.

まだ白熱電球をつかっていたら,それを電球型蛍光管や LED 電球にかえることで,消費電力を 1/4 以下にすることができます. LED 電球はまだ白熱電球とは光の色や方向 (指向性) がかなりちがうので,違和感があるかもしれません. しかし,電球型蛍光管のなかには白熱電球に非常にちかいものもあります. しかも,白熱電球がほとんどださない青い光もすこしでるので,演色性がよい (色のバランスがよい) という利点もあります.

さらに,つかわないときは短時間 (たとえば 1 分) でも消灯することで,節電できます. トイレなどの電気をつけっぱなしにするのは,やめましょう.

温水洗浄便座 (ウォシュレット) の節電対策として,ふたをしめることや,設定を 「中」 から 「低」 にすることなどが推奨されています (経産省: 節電 ‐電力消費をおさえるには‐). それによる効果は 11 ~ 19% だということです.

しかし,夏場は加熱をやめるのが一番でしょう.

それから,公的な機関にはなかなか書けないことですが,機種による消費電力の差はばかになりません. 「瞬間式」 の製品,たとえばパナソニック DL-UD シリーズや DL-WD シリーズならば,ひとがトイレにいないあいだはヒーターがとまっているので,ずっとヒーターがついている旗手にくらべると消費電力はずっとすくなくなります (省エネ基準の半分程度のようです).

計画停電に関しては,たとえば 「MSN: 東日本大震災: 東北地方太平洋沖地震に関する情報」 の計画停電情報 を参照してください.